佐賀×○（さがばってん、まる）

ネット上をふらふらしていたら、日々是好麺というブログの安住紳一郎の日曜天国＠TBSラジオというエントリーにぶち当たった。

安住紳一郎が出演している「安住紳一郎の日曜天国」というラジオ番組での、「ちゃんぽん」トークに関してのエントリーなのだが、なかなかに興味深い。

３月１６日の同番組で「ちゃんぽんはなぜ群れるのか？」というタイトルで、安住紳一郎がちゃんぽんを熱く語っているのが、なんとも琴線に触れまくりの逆撫で状態。

ご当地ちゃんぽんというのが発祥の長崎以外にも、数多くあると紹介されている。

小浜ちゃんぽん・井手ちゃんぽん・天草ちゃんぽん・別府ちゃんぽん・八幡浜ちゃんぽんなどであるのだが、なぜか井手ちゃんぽんのみが地名を冠することなく屋号で語られている。

佐賀ちゃんぽんや北方ちゃんぽんや武雄ちゃんぽんではないのである。（井手ちゃんぽんの本店は、佐賀県武雄市北方町にあり、支店や系列のお店が佐賀県内に数多く存在している）

なんとも面白い。（戸畑ちゃんぽんが取り上げられていないのが不満だが・・・）

番組中で安住紳一郎は、井手ちゃんぽんの特徴を生卵がトッピングされていることと語っているが、それは井手ちゃんぽんの特製ちゃんぽんの仕様であり間違いである。

とはいえ、ちゃんぽんの伝播についても熱く語られている同番組は、ポッドキャストというシステムで過去の放送がアップされているので、是非とも聞いてみてください。熱闘トークは６分過ぎあたりからです。

あわせて、６月１５日放送分の「天草へいく理由」も必聴です。１３分過ぎくらいから語られる「その理由と顛末」は、麺フリークなら涙なくしては聴けない内容です。同時に満点大笑いてな状態になりますが（爆）

「この夏、是非とも天草へ行くぜ！！」と決心させられます。


つーことで、あらためて「ちゃんぽん」の発祥を調べてみると「四海楼」がそのお店というのは、ひとつの説に過ぎないのですね。

■参考リンク
ちゃんぽん（Wikipedia）
晴れたらイイねッ！「長崎名物ちゃんぽんを極める！」
チャンポンの語源
みろくや・ちゃんぽんコラム「ちゃんぽん・皿うどん」
みろくや・長崎開港物語・第12回　長崎料理編（三）（４．長崎チャンポン考をご覧ください。）

上記参考リンクの最後のリンク先によれば、元来「ちゃんぽん」「皿うどん」を区別することなく「ちゃんぽん」と呼んでいたそうである。そのへんも興味深い話である。


我が最愛の皿うどんは、このエントリーの画像の「Ｌ.Ａチャイナタウン　来来亭＠佐賀市巨勢町」（旧来々軒＠佐賀市松原3丁目）のものだったのだが、いつの間にか閉店してしまいました・・・・。

その所在をご存知の方があれば情報をくださいませ。


ところで、安住紳一郎の日曜天国＠TBSラジオの2007年８月１９日放送分の「高校野球中継観戦日記」、2007年８月２６日放送分の「まだまだ続く高校野球中継観戦日記」も聴き応えがありました。

前者では、高校野球のガッツポーズについて、後者では解説の原田富士雄氏と鍛冶舎巧についてオタク的に語っていて秀逸です。


そんなこんなで、週間朝日の増刊号「甲子園」の今年の表紙は、鹿児島の神村学園のチアの女の子でした。

昨年の同雑誌の表紙は佐賀商業のチアの女の子で、優勝が佐賀北でした。とすれば、今年の優勝は鹿児島の鹿児島実業で決まりか？

いやいや、２００４年から続く優勝校の「佐賀つながり」が継承されて、佐賀商業が優勝するかな？


「あると思います」