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2017年02月06日

【リプライズ】心のミシュラン・・・とろけるよなファンキー・ラーメン 第4回(まこと)



2008年エントリーの再掲。

佐賀神社の近くにあった屋台のおはなしです。




北九州在住のブースカさんと佐賀在住の私がコラボって「心のミシュラン」というタイトルのもと、自分史の中のエポックメイキングなラーメンたちへの想いを綴っていきます。

♪その頃もぼくらを支えてたのは
やはり このラーメンだった♪

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

佐賀の街から屋台が消えてどのくらい経つのだろうか?
その昔、佐賀神社の近辺には数多くの屋台が営業していた。

その中でも私のお気に入りは「まこと」という屋号のお店だった。頻繁に通っていたのだが「まこと」が「真」だったのか「誠」だったのか記憶が混沌としていて思い出せない。あるいは、ひらがなの「まこと」だったのだろうか?

佐賀神社前の交番のある変形交差点の北東の隅、水路に架けられた橋の上で「まこと」は営業していた。近所の屋台では出していないラーメンを食べさせてくれるので必然的に選択していた屋台であった。友人たちと飲んでいて盛り上がってしまうと、スナック(懐かしい響きだw)の閉店はおおよそ2時なので、不完全燃焼だった場合は、、あとひと盛り上がりを求めてお酒も飲めてラーメンで〆られるという「まこと」に通っていたのだ。何度「まこと」で夜明けを迎えたことだろうか。

佐賀に家を作る前の島田洋七さんが、同窓会のために佐賀入りしてて友人たちと「まこと」におられる姿や、「まこと」のファンで新聞広告(酒造メーカーの広告)の素材として「まこと」を紹介されていた筒井ガンコ堂さんが「まこと」のおでんをつまんでいる姿もよく見かけたなぁ。

おでんを一年中やっていて、厚揚げや大根やスジや佐賀では珍しかったじゃがいもをツマミに冷酒をあおっていた。そのおでんには風味を加味するためか「剣菱」がなみなみと注がれていたのが強烈に印象に残っている。

ぐでんぐでんになった体に〆の「まこと」のラーメンは無性に旨かった。アルコールに浸潤されすぎた体をニュートラルな立ち位置に戻してくれるような錯覚さえ覚えたものだ。何が旨かったのか説明できないが、その時のその場所に嵌りすぎているラーメンだったのである。

一度だけ、素面の状態で「まこと」に行ったことがあった。数杯の冷酒を数種のおでんと共に体内に流し込んだあとにラーメンをオーダーした。大将がラーメンを作るプロセスを初めて目で追ってみた。大量の旨味調味料が丼に入れられていた。旨味調味料肯定派な私なのだが、目前でこれほどの量を投入されてはと、たじろぐものだった。

ラーメンを食べてみると、異常に尖がった味でピリピリと舌を刺激する。苦手なラーメンだった・・・。

「ラーメンとはなんなのだろう」そんな漠然とした疑問を頭に巡らせながら、そのラーメンを食べ進めた。この味は今日だけの不出来なのだろうか?旨味調味料の投入シーンを目撃し大脳がネガティプモードに移行していたから不味く感じるのだろうか?

その「事件」のあとも、何度も「まこと」のラーメンを食べた。もちろん、ヘベレケ状態限定ではあったが・・・。そして二度と「まこと」のラーメンは裏切ることはなかったのである。

絶対音感と同意議な絶対味覚は決して存在しえない。十人十色二十舌というフレーズを私は使っているけど、一個人にとっても、その置かれた環境で味覚は大きくゆらぐのだ。味覚をデータベース化しようとしても、そのコンプリートは永遠に成し遂げられないミッションなのだ。そう言った意味では、薀蓄やこだわりの情報で語られるラーメンは、決して半永久的に人の心を繋ぎとめる事ができないのではないだろうか?


あぁ、あの「まこと」のラーメンをもう一度たべてみたいなぁ。
(あぁ、あの「まこと」のラーメンを食べていた頃にもう一度戻ってみたいなぁ。)





過去ログ

第1回(一休軒本店)
第2回(再来軒) 
第3回(成竜軒)

ブースカさんの過去ログ

第1回(万龍)
第2回(八媛)
第3回(南京ラーメン黒木:前編)
第4回(久留米への想い)




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