佐賀×○（さがばってん、まる）

写真は武雄市図書館の2F。全蔵書排架と言いながら、リニューアルオープン時に、建築基準法違反（非常口が規定されている距離内にない。）との指摘から、現在も立ち入り禁止のまま。トリックスターな樋渡敬祐の施策の典型例である。


虚言癖の人は自分自身でさえ、自身の言葉が嘘なのかどうか判断できていない場合があるらしい。

たぶん、樋渡啓祐という人は、そんな人なんだろうと思う。

私が初めてこの方に違和感を覚えたのは、「がばいばあちゃん」のロケを武雄市が誘致した時のことであった。

あの本の舞台は佐賀市の龍谷高校の近くらしいのだけれど、ロケ誘致に成功した樋渡氏はあたかも、その原作の舞台が武雄市だと言い出しかねないぐらいの舞い上がりようで不快だった。

それで個人ブログを見てみたら、無許可で市民の写真やら新聞の記事をアップする傍若無人ぶりをみせていて呆れた。

まぁ、ちょっとは改善されたようだったけど、その個人ブログの写真は武雄市の嘱託職員が撮っていたり（今年３月の武雄市長選時の出陣式の写真さえも。もしかして現在も??）、各新聞社への記事転載申請事務は市職員が行い転載料は市費で賄われていたのだよなぁ。


いろいろな問題がありすぎるのだけれど、最近の分かりやすい例を。

１２月２２日の２時５分からサガテレビで放送された「知事選立候補予定者討論会」での発言である。

武雄市では、レモングラスの生産で５億円の経済効果を上げた。パクチーやライチにも取り組んで、今は内緒だけどアボガドの生産が始まっている。

平成２２年３月武雄市議会定例会の市長提案事項説明要旨によると５億円というのは、

２０種類を超える商品開発を行い、生産・加工でも雇用が創出をされ、経済産業省のマーケティングアドバイザーによりますと、武雄市全体の広告を含む経済効果は５億円以上との評価を受けております。

ということらしい。４年前のアバウトな数字を、こんな重要な討論会で引用する胡散臭さは耐えられない。（武雄市農林課トロピカルフルーツ係にお尋ねしたところ、平成２４年度の売上高は2500万円だが、平成２５年度までは緊急雇用の補助金を利用した雇用が発生したり、他自治体からの視察に伴う宿泊などの旅館業への波及効果は大きいとのこと。）

また、自身のブログで衆議院・経済産業委員会で参考人質疑に参考人として出席し、

現在、今度はトロピカルフルーツ係を設置しております。国産のライチ、リュウガン、アボカドを試験栽培して、次の世代の主要作物にしてまいる所存であります。ドリアンは失敗しました。（会場笑）

と書いている。なにが内緒なんだか・・・・。一事が万事この調子。それこそ議会答弁（反市長派議員への野次も含めて）さえも、三流詐欺師のセリフのようなのである。


市立病院、市立図書館、教育分野での、本人が言う改革の顛末は深く知れば妖しさ満載なのだ。

そういえば、佐賀市兵庫南一丁目の後援会事務所は、以前は統一教会の佐賀教会があった場所だし・・・・。


時間が許すならこのブログの「武雄問題」の過去ログを読んでいただきたい。

また、以下のリンク先も参考にしていただきたい、1.11の投票前（あるいは期日前投票の前）までに。

■佐賀県知事選挙について

■樋渡啓祐を佐賀県知事に選んで本当に大丈夫？

■「佐賀県武雄市の問題について：takeoproblem」


それで、これは本当に蛇足なんだけど、こんなネガティブキャンペーンもどきは、実は全く知事選の結果には影響を及ぼさないと思う。極言すれば私は、樋渡啓祐に当選してもらった末に馬脚を顕わし退陣してもらいたいと願っているのだよ。二度と政治にかかわらないように。

ただ、他陣営には頑張ってもらいたいという微かな希望もあるんだが・・・。



※そんなこんなでシーズンごとにアップしていた、佐賀のおすすめのラーメンを紹介する「佐賀へ帰ってきたあなたへ」シリーズは、今回はお休み。過去ログを参考にしてくださいませ。かしこ。