佐賀×○（さがばってん、まる）

１７日のお昼。
特製ラーメン・７５０円と、おにぎり２個・１５０円。
ヘビーローテーションのいちげんへ。



午後の客が集中したあとの時間だからか、かなり乳化は進んだような味がする。が、しかし、他のラーメン店にありがちな乳化が進みすぎたための、妙な甘味は感じないし、牛乳みたいなピュアホワイトなルックスにもなりませんね。これは、げんこつのみを使用しているのが要因なんだろうか。

腐る寸前の肉が一番旨いなんてことをよく聞きますが、まさにそんなカンジ。風前の灯火的、滅びの美学的旨さが漂っています。

これ以上営業時間が進むと、無用に野暮ったく重い出汁になるような気がします。



前回の長浜一番のエントリーにいただいた「ちゃんぽんさん」のコメントを引用させていただく。

スープってその日その日で味が違いますよね。私も実家が食堂だったのでよくわかります。

そうそう、豚骨出汁のラーメンは日によって、いやいや同一日の時間の経過と共に、その表情を大きく変えるのですよ。鶏ガラのみの出汁とか、wスープとかと比べれ格段に。

その「一見」の味を慈しみ、楽しむことこそが、豚骨ラーメン店のハードリピーターの至上の喜びであり、そのお店への無上の愛なのであるのよ。



ほんでもって、なんか四季的に気温が上がってくると、熱々スープに作り置きのヒンヤリおにぎりなんてパランスにならないんで、ちと寂しいです・・・。おにぎりが熱を保持したままなんですよね。



どうやら「元祖でぶや」の取材を受けるらしいです。島田洋七さんがメインゲストで佐賀の美味処を巡るらしいですね。ここだけの話ですが、サブ・ゲストが、ネット上でも超有名な某女性タレントらしいです。あー、私もその場に同席したい！！無理だけど・・・・（爆）


で、ハードリピーターは二度や三度の不出来にはめげずに、そのお店に通い倒します。自分にとって最高のあの味をまた味わせてくれると確信しているから。まずい方へのブレでも、その日の個性と寛容に受け止められるものです。

が、これはもう駄目だと見切ってしまえば、ハナシは早い。なんの予告や予兆もなしにキッパリと食いに行くのを止めるわけですから。

マスコミに踊らせられることなく、私をいつまでもハードリピーターとしてキャスティングし続けてくれるのでしょうか、「いちげん」は・・・。

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いちげん店舗データ

■住所
佐賀郡川副町大字西古賀925-1
■電話
0952-45-7865
■営業時間
11:00～15:00 ( オーダーストップ14:45 )　
17:00～21:00 ( オーダーストップ20:45 )
※11:00～14:00 は禁煙
■定休日
毎週水曜日
■駐車場
12台