佐賀×○（さがばってん、まる）

１９日の夕方。

その昔、らーめんふぁみりーがあった佐賀市の西部環状線沿いの建物は、今は雀荘になっている。
同一敷地内に、らーめんふぁみりーを経営する花菱グループの焼鳥屋もあったのだが、そちらもいつのまにやら閉店してしまった。で、焼鳥屋の跡に「支那そば屋明華(あすか)」が開店したのだが、１年ももたずに閉店の憂き目に・・・。

そんな明華の跡に居抜きでラーメン店が今日開店した。

今日と明日はラーメンが２００円らしい。まぁ、せっかくだからとチャーハンセット・５００円をオーダー。
通常価格はラーメンが５５０円だとのことだから、単純計算だとチャーハンセットの通常価格は８５０円になるんだが・・・。



店内には、新聞折込用らしきチラシが貼られていて、「西部環状線沿いに佐賀らーめんの店登場！」というフレーズが書かれていました。

出てきたラーメンは、私の定義から言えば佐賀ラーメンと博多ラーメンのハーフみたいな感じ。つーか、佐賀と山小屋テイストの筑豊系とのハーフというのが近いか。らららグループの創成期のららららーめんのテイストなんかも思い出させてくれる。



麺が佐賀の代表的な中細より若干細く、加水率が低めのようです。まぁ、最近ありがちなオーダー時に店員の方から「茹で加減をどうしましょう」なんて聞いてこなかったので一安心ｗ
（通常営業になったら、替玉もするんだろうか・・・）

今日は出汁が弱めなのか脂と元ダレを強く感じましたが、出汁で食わそうとするコンセプトは十分に感じられました。案外うまくいけば化けるラーメンだなという印象を受けました。

ごまは私的には不必要ですが、チャーシューはモモ肉・薄味・・薄切りで、佐賀ラーメンの王道を感じさせ、かなり好みでした。



チャーハンも程よい味付け具合で、なかなかにおいしいです。いい意味で、古臭い食堂系の焼き飯的味わいを残しています。



お店のメニュー表や店名のロゴのこなれたオサレ具合とか、店内に流されているのがズージャだったりして、佐賀市南部方面の某店と同様な、感覚の古いコンサルの影を感じないこともないのですが、実際どうなんでしょうか？

ここの店長さんは、先月まで営業していた佐賀市内のバーの店長だったということです。つーことは、修行とか十分にしていなくても、ここまでのラーメンが出せるセンスがあるということなのでしょうね。あるいは、そのバー以前に経験があるとか。

味的には、なぜかしら伸びしろを感じさせてくれたので、今後に期待して再訪したいと思います。

---

丸いちらーめん　　店舗データ

■住所
佐賀市新栄西一丁目2-43
■電話
0952-28-0839
■営業時間
11:00～22:00
■店休日
開店直後のため未定
■駐車場
あり