佐賀×○（さがばってん、まる）

５日のお昼。ラーメン・５３０円。

昨日の夜に、いちげんのメルマガが送られてきた。その内容は今日からの値上げの告知であった。メルマガには値上げ幅は明記されていなかったので、今日食べに行って確認しようと思っていた。

が、いちげんのブログにデフォラーメンは５３０円を５６０円にというエントリーがされたので、予定を変更していちげんの師匠の一休軒鍋島店の状況を確認しに行くことに変更した。



鍋一はまだ値上げしていなかった。
しかし、出て来たラーメンのルックスを眺めていると、なんか喜べない心持ちになった。

前回はこれと同様な色合いのスープであったが、食べ進むうちに豚骨の旨味が増して行くタイプであった。それに比べると今回は、のんべんだらりんと少々の豚骨風味を持った温塩スープを飲んでいるようだった・・・。これは今日だけの不出来と理解していいのだろうか？？



そんな不安を増幅させてしまうのは、麺の揚げ具合。前回もそうだったのだが、佐賀ラーメンのヤワ麺美学はどこに行ったんだと絶叫してしまいそうな強ゴワ麺。固めという範疇ではない・・・。麺の食感も風味も感じられない。

悪しき「固麺信仰」の影響は、ここにも波及しているのだろうか。

いつもと違い肉色をしているモモチャーシューが、ここ最近では一番おいしかったのが唯一の救いだった。



完食後に丼の底に残る髄の量が旨さのバロメーターに成り得ないのは百も承知なのだが、前回はいくらかあった髄の姿が微塵も見当たらないことに、いくばくかの寂静感を抱いてしまうのはなぜなのだろう。



あぁ、あれは杞憂だったなと、思える日が来ることを期待したい。


※毎週水曜日が定休日ですが、店内の貼り紙によると今月・４月は、２８日（月）と２９日（火）もお休みだそうです。

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一休軒 鍋島店　　店舗データ

■住所
佐賀市鍋島町八戸1144-1
■電話
0952-26-8095
■営業時間
11:00～20:40
■店休日
毎週水曜（祝日の場合は翌木曜）　
■駐車場
あり
■UD
入り口前に５センチほどの段差あり。引き戸を開けると風除室で、店内へはひき違い戸を経て入る。店内は４人用のテーブルが３個あるが、膝先に荷物置の造作があり車椅子では苦しい（テーブル間のスペースの余裕も少ない）。厨房をＬの字に囲むカウンター席は、程よい高さでアイドルタイムならば車椅子でのアプローチも可能かと思われる。