2007年08月23日
佐賀北高が全国制覇~百崎監督語録と優勝サイン~

佐賀北高の全国制覇に乾杯!!
それでさぁ、どちらかといえば「おっぱい」より「おしり」派なんですが、モモカンの野球のユニフォーム姿の「おっぱい」には萌えてしまいますw
モモカンこと百枝まりあは、月刊アフタヌーンに連載されている「おおきく振りかぶって」という野球漫画の登場人物なんですが、23歳の女性にして高校野球の監督なのです。テレビアニメ化されていて、2007年4月よりTBS・毎日放送系で放送されています。
佐賀北高の百崎(正確には崎は立つサキらしいです)監督も「モモカン」なわけで、今夏の佐賀北の甲子園での奇跡の軌跡を、私はその漫画とダブラせて応援していました。
しかし、モモカン@佐賀北のしゃべりは面白すぎです。計算されたボケだとしたらM1級です、ホンマ。昨日の優勝後のインタビューでも、「4-0になったところで、諦めていました」と、正直に吐露してしまうし(爆)そんな百崎監督の面白語録を拾ってみます。
■「大会初日の第1試合を引き当てるなんて、もう翌日には佐賀に帰らなくてはならないじゃないか・・・」 「負けたら、夜にこっそり佐賀に帰ろう」
がははっ、正直にしゃべりすぎてます。初戦突破の可能性は低いと考えていたんでしょうか?
■「勝ってたこ焼きを食べにいくぞ」
初戦の9回に、勝ち急ぐ投球を見せた久保に対しての伝令での指示。せめて「串かつ」にしてほしいぞ。
■「開幕戦をして、再試合もして、ナイターも経験した。今度はサヨナラをやって来い!」
帝京戦前の選手へゲキ。そんなこと言ったら普通は選手へ逆にプレッシャーを与えてしまうんでしょうが、百崎監督にとっても選手にとっても、帝京には絶対勝てないと思っていたんで、純粋な「できの悪いオヤジジョーク」として成立し、選手をリラックスさせる効果があったのではないでしょうか。
■「田舎もんには似合わん」
帝京戦で相手二遊間が見せたグラブトスの美技プレーを、翌日の練習で真似ていた選手に向かっての言葉。選手の向上心は尊重しながらも、基礎を大事にという趣旨の発言なんでしょうね。
■「一方的な試合になるかと不安だった」「信じられません。生徒たちの、どこにこんな力があるのか。ぼくはどきどきしているのに、生徒たちはいつもどおり」
帝京戦後のコメント。日本全国の多くの人々にとって信じられない勝利でしたが、せめて監督だけは選手を信じてほしいものですwつーか、選手たち自身にとっても信じられない勝利だったのは事実のようで。
■「部長が言うので・・・」
2回戦再戦(?)後のコメント。馬場から久保への継投のタイミングを巡って、嫌だったけど部長の意見に従ったと駄々っ子のようなコメント。長崎日大戦では、部長の意見に反し馬場を7回まで投げさせました。
■「何が起こったのか、よく分からない」「選手たちはとっくに(自立して)私の手元から離れています」
優勝後のコメント。で、日米親善野球の監督になり、佐賀北の選手も三人選ばれているんで、まだ手元から離れていませんぜw日米親善野球でも、「コメント」期待しています。
今回の佐賀北高の優勝に関して、ちと私が考え込んだことが二つ。
一つ目は佐賀北高への観衆の応援の件。
決勝戦の8回裏、佐賀北の攻撃時、副島の打席での甲子園球場の観客の佐賀北に対する応援は、まるで阪神タイガースへのそれのようで、身震いするような感激を覚えました。が、一方では広陵の選手たちには酷だったのかもという気もします。広陵の野村投手にとっては、直前の押し出しの「ボール判定」が微妙だっただけに特に・・・。
敗れた広陵に、そしてその他の4079校のチームへ、「感動をありがとう」とエールを送り称えることとしましょう。
もうひとつは、佐賀北高の優勝を暗示させるようなサインの存在。
競馬の世界には「サイン読み」という妖しげな必勝法が存在します。中央競馬はJRAによってレース結果が支配されており、そのシナリオがJRAの発行するポスター・レーシングダイヤリー・雑誌などにサインとして隠されていて、それを読み解くのが「サイン読み」と称され必勝法のひとつとされています。
競馬のサインと同様に、「そなアホな」と私も思うのですが、今回の佐賀県勢としては佐賀商業以来で13年ぶりの、あたかも周期ゼミのような佐賀北高の優勝には、中央競馬級の「サイン」が隠されていたとしか思えないような事象が数多くあります、マジ。
■佐賀商業優勝時と同じく開幕試合で登場した。佐賀商業の94年は酷暑で今年も同様。また、94年には中華航空機が4月に名古屋空港で着陸失敗・炎上したが、今年もまた中華航空機が今月、那覇空港で燃料漏れが原因らしい炎上を起こした。
■開幕戦で3番副島が大会第1号を打ったのが8回。その副島が決勝で逆転満塁ホームランを8回に打ち、大会に幕を降ろした。
■4年、5年は佐賀商業出身の香田監督の駒大苫小牧が連覇。6年はその駒大苫小牧と早実が決勝で戦い早実が優勝したが、早実は佐賀出身の大隈重信が創設者である早稲田大学の系列校であり、甲子園優勝校の「佐賀つながり」が続いていた。そして今年も佐賀北が優勝し、「佐賀つながり」を継承した。
■佐賀北の決勝のNHKテレビ中継の解説が、13年前の決勝戦・佐賀商-樟南(当時は鹿児島商工)と同じ原田富士雄氏だった。
■夏の甲子園の主催者である朝日新聞発行の週刊朝日増刊号「2007 甲子園」の表紙が佐賀商のチアガールだった。
つーことで、昨日の感激が醒めず、佐賀ラブ状態の今朝の朝食は、佐賀が全国に誇る豚骨カップ麺の逸品「豚骨ラーメン@サンポー」でした。


ほらね、今日もチャーシューは、「佐賀ラブ・は~と」ですぜ(爆)
関連リンク
■8回起死回生の史上初決勝逆転満塁弾(決勝の詳細)・佐賀新聞
■佐賀北高初の全国制覇!(佐賀新聞カラー号外へのリンクあり)・猫手企画@新聞屋
■おめでとう!佐賀北高校優勝(リンク集あり)・古賀トロ部屋BLOG
Posted by 今仁 at 17:11│Comments(3)
│佐賀
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佐賀北高初の全国制覇!
マンガみたいな展開で勝利! 耐えて耐えて最後に大輪の大花火。最後まで佐賀らしい勝ち方だったねーおめでとう!
今から号外印刷しまーす。
4ページ建てで...
マンガみたいな展開で勝利! 耐えて耐えて最後に大輪の大花火。最後まで佐賀らしい勝ち方だったねーおめでとう!
今から号外印刷しまーす。
4ページ建てで...
佐賀北高優勝!【猫手企画@新聞屋】at 2007年08月23日 20:00
この記事へのコメント
今佐賀北が帰ってきて駅はすごい事になってますね(@_@;)
あの「はなわさん」も株が上がったようで。。。
サンポーの焼豚ラーメン、いつからハートチャーシューになってたんですか?!
ビックリっす(@_@;)
あの「はなわさん」も株が上がったようで。。。
サンポーの焼豚ラーメン、いつからハートチャーシューになってたんですか?!
ビックリっす(@_@;)
Posted by ユーフィ at 2007年08月23日 18:22
勝ちましたね!すごかった。
佐賀商業が勝ったときも開幕試合を勝ち上がっての優勝だったんですよねぇ。次に佐賀が開幕試合に当たってしまったらまた優勝しちゃうかも、なんてジンクスができちゃいそう。
>モモカン
確かに百崎監督ですもんね。百崎語録、ナイスです。もっと増やして欲しい。
私は「おおきく振りかぶって」よりも、川原泉の「甲子園の空に笑え!」をかぶらせました。弱小の田舎の高校がのほほんと勝ち上がっていく話ですが、ご存じですか?こちらのマンガも監督は女性なんですよ~。萌えはないですけどね。
佐賀商業が勝ったときも開幕試合を勝ち上がっての優勝だったんですよねぇ。次に佐賀が開幕試合に当たってしまったらまた優勝しちゃうかも、なんてジンクスができちゃいそう。
>モモカン
確かに百崎監督ですもんね。百崎語録、ナイスです。もっと増やして欲しい。
私は「おおきく振りかぶって」よりも、川原泉の「甲子園の空に笑え!」をかぶらせました。弱小の田舎の高校がのほほんと勝ち上がっていく話ですが、ご存じですか?こちらのマンガも監督は女性なんですよ~。萌えはないですけどね。
Posted by しゅが~ at 2007年08月24日 11:41
■ユーフィさん
いやー、すごかったですね。凱旋中継。
ヘリが何台も飛んでいたようで。
焼豚ラーメンのハートの微妙ないびつさが好きですw
■しゅが~さん
百崎監督は北校ではモモTと呼ばれているとか・・・。かわいいですね。「甲子園の空に笑え!」は知りませんでした。チェックしてみます。
いやー、すごかったですね。凱旋中継。
ヘリが何台も飛んでいたようで。
焼豚ラーメンのハートの微妙ないびつさが好きですw
■しゅが~さん
百崎監督は北校ではモモTと呼ばれているとか・・・。かわいいですね。「甲子園の空に笑え!」は知りませんでした。チェックしてみます。
Posted by imagine at 2007年08月25日 12:25
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