2013年06月21日
ふくの家@佐賀市本庄町大字袋
19日のお昼。
チャーシュー麺・450円と白ごはん(小)・140円。
鳥栖市に本社と工場を持つ福山製麺所こと「株式会社 福山」は、「手延 人力うどん」というチェーン店を展開する企業である。
この会社の経営する、唯一のラーメン店が「ふくの家(いえ)」であり、そのデフォラーメンは330円という超低価格のお店である。
その価格と案外と美味しい味から、結構な繁盛店なのだが、二号店以降の展開がないのは摩訶不思議。
どういう戦略なのだろうかと、ちょいと興味が湧いてくるというものである。
麺とスープは少なめで、一般的な成人男性ならラーメン一杯だけでは満腹感は得られないだろう。
そのために、替え玉かごはんもオーダーすることとなるのだが、替え玉・100円と比較して白ごはん(小)・140円というのは、このお店では割高感を感じてしまう。
しかし、今日は清水の舞台から「逆立ち後宙返り2回2回半捻り・自由型」で飛び込むような勇気を出してチャーシュー麺をオーダーしたので、バランスから考えると白ごはんという結果に帰着したのである。
スープを一口啜ってみる。
おっ、なんだかいつもの味の表情と雰囲気が違う。いい意味で荒々しく豪快な趣である。
へんに洗練されていない、久留米で初めて白濁の豚骨ラーメンが誕生した時の味は、こんなのだったかもしれぬと、ノスタルジックに浸れる味わいなのである。
このお店では初めてであったオールドスタイルな一杯には、白ごはんで大正解だったようである。
炭水化物の海に自ら溺れに行くというのは、なんとも自虐的な心持ちとなりアドレナリンがだだ漏れしてしまうのである。
完食後の丼の底には、いままででこのお店では見たことがないような髄が沈んでいた。
最近はこのタイプなのだろうか、それとも一期一会ということか・・・・。
近いうちにリピート必至だな、こりぁ。
ふくの家(いえ) 店舗データ
■住所
佐賀市本庄町大字袋297-1
■電話
0952-28-6355
■営業時間
11:00~翌5:00
■定休日
元旦のみ
■駐車場
あり
■UD
入口ドア前、店内ともに段差なし。店内は4人がけのテーブル席が6ケと6席のカウンターで、双方とも車椅子でもOKな高さ及び構造である。店内は禁煙。
Posted by 今仁 at 12:33│Comments(0)
│ラ日報
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