2011年04月13日
ガチンコにラララなミドリちゃん
久々に読み返してみると面白かった「佐野実、魂のラーメン道」。
2001年に出た本だから、文字通り一昔前の本なのだが、納得させられることが多い。
スープや麺に関する素材へのこだわりは、かなりストイックなのだけど、その前提としての「旨いラーメンを客に食べてもらいたい」という信念が潔い。
全然、陳腐化していない内容に正直驚かされた。
まぁ、私は新横浜のラー博に大分昔に行ったときに、食べたかった佐野氏の支那そばやが行列していたので、唯一行列のなかった一風堂を食べてしまったヘタレの根性なしなので、ラーメンに対するその強い思いに憬れてしまうのである。
で、その佐野氏がプロデュースした唐津のお店は、なぜにあんななんだろう・・・。
なかなか難しい、大人の事情なんでしょうか??
てなことで、4月18日号の週刊大衆に、佐賀ラーメン美登里の記事を見つけた。
佐賀市伊勢町にある精養軒にインスパイヤされた佐賀ラーメンだけに首都圏に名を轟かせと欲しいと切に願っているのだが、震災の影響で客足はどうなんだろうかと危惧していた。
案の定、震災直後に訪問されたたけひこさんによると、ランチタイムにもかかわらず前客はなかったのだとか。
ロケーションに負けず佐賀の滋味哀愁ラーメンを広く伝播させて欲しいと思わずにはいられないところである。
そんな佐賀愛に溺れてしまいそうな今日この頃。つーか、昨日のことであるが、佐賀県庁の前を通ると、去年閉店してしまったはずの「志げる食堂」に暖簾がかかっているのを見かけた。
いろいろリサーチしてみると、昨日がプレオープンで今日がリニューアルオープンだったらしい。
ただ、純粋な再開ではなく店舗と屋号を承継した別会社の経営らしい。
で、その承継会社というのが、まさかの「株式会社ららら」なんだそうである・・・・。
先日へのさんとこのエントリーで、小城市と市観光協会がご当地グルメとして開発に着手した「小城まぜそば」(仮称)の基本となるレシピとたれを、「ららら」が小城市から業務委託を受けて考案したことを知って驚いたばかりなのだけれど。
なんか腑に落ちんというか、ごみ収集所でごみをあさっているカラスと目が合ってしまうような、妙に嫌な感覚を覚えてしまう。
一体全体、「ららら」はどこに行こうとしているのだろうか?
まぁ、単純に黙々とビジネスをしているだけなんだろうけど、多分。
つーことで、リニューアルした「志げる食堂」のちゃんぽん(580円で価格も据え置きらしい)を少なくとも一度は試してみなくては、話は始まらない。
Posted by 今仁 at 22:03│Comments(2)
│佐賀
この記事へのコメント
こんばんは。
新聞にまで載っていましたね。
志げる食堂復活。
あの外観と内装で、
接客が「ららら的」なのもどうかと(笑)
確かに行って見ねば、
話は進みませんが。
新聞にまで載っていましたね。
志げる食堂復活。
あの外観と内装で、
接客が「ららら的」なのもどうかと(笑)
確かに行って見ねば、
話は進みませんが。
Posted by ひしわんこ at 2011年04月24日 21:42
ひしわんこさん、おはようございます。
早速行かれたようですね、志げる食堂。
で、想像どおりだったようで・・・。
しかし、ラーメンがなくなったのは残念。
私も近いうちに行ってみようと思っています。
早速行かれたようですね、志げる食堂。
で、想像どおりだったようで・・・。
しかし、ラーメンがなくなったのは残念。
私も近いうちに行ってみようと思っています。
Posted by 今仁 at 2011年04月27日 07:25
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