2015年08月23日
戦争なんて絶対イヤだ!8・23佐賀県民大会
「戦争なんて絶対イヤだ!8・23佐賀県民大会in どんどんどんの森」に出かけた。
警察車両が、イッパイいました…。
以前のエントリーのとおり、日本会議系のイベントに、民主の衆議院議員の、原口、大串両氏の祝電が披露されたのだが、その真意をお尋ねしようと両氏のフェイスブックでコメントしてもなしのつぶて・・・。
で、今回のイベントに大串衆議院議員が参加予定らしいので、「その顛末」を突撃して聞いてみようかと算段した。
と、なんと当初予定にはなかった原口衆議院議員も急遽、その姿を見せたのだ。よし、彼にも突撃だww
イベントが1時間ほどで終わり、スワッ二人に突撃だと思って、来賓用テントに向かった。
原口議員は、ネクタイにスーツ姿だったのだが、なんだか微妙なコーディネート。スーツのサイズが明らかにひとつふたつデカい。超野暮い、みすぼらしい・・・。これが大臣まで務めた政治家か!?
自身のスピーチの中で言われていたのだが、5ヶ月の入院生活から脱出したばかりであり、その原因となった足の骨折から起因する感染症のダメージは払拭しきれずにおられるようで、歩様がぎこちない・・・。
なんだかかわいそうになって、「ごらぁ、ぢつは日本会議入ってんだろ」と問い詰めるのはやめた。
そんなこんなて、ターゲットは大串議員だと思っていたら、某関係筋の方から話しかけられた。
どうやら、私の大串議員への祝電疑惑をブログで読んでいただいていたらしく、なんと大串議員の事務所に顛末を照会していただいたとのこと。
それによれば、事務所があくまでも憲法改正の運動にたいして儀礼的な電報を送っただけで、安保法制案の早期成立も目指している会だとは、承知していなかったのだとか・・・・。
なんだか眉唾な気もするが、事務所の勇み足として一旦は納得しておきますか・・・・。
ほんでもって、スマホの充電切れという大チョンボで、動画は冒頭の16分ごろまで・・・・・。
最後に蛇足的だけど、重要な情報を。
今回のイベントに出席した県議は武藤明美、徳光清孝・江口よしのり、井上祐輔の4人。藤崎、内川県議からは、賛同のメッセージが寄せられていた。
2015年07月24日
砂川事件まとめ

今日、参議院の「我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会」が、今国会で初めて開催され議長が選出された。
少数政党まで委員が選出される、委員数45人という規模で来週から議論が繰り広げられる模様である。
安保法制の国民への周知を狙ってニコニコ動画に出てみたものの、散々な視聴数だったので慌てて民放にゴリ押しで出て、妙な「例え」でかえって逆効果となってしまった安倍晋三首相と、先月、6月4日に開催された衆議院の憲法審査会で、「今回の安保法制のうち、少なくとも集団的自衛権の部分は違憲である」と述べた、与党推薦の参考人である長谷部泰男早大教授のインタビュー記事が、8月号の別々の月刊誌に掲載されていた。
双方の「砂川事件」に関する部分を引用してみる。
WiLL 2015.8月号
「平和安全法制」私が丁寧にわかり易くご説明します
安倍晋三 第九十七代内閣総理大臣
平和安全法制に関しては「違憲ではないか」という批判も多くみられます。そうした批判は当たらないということを、きちんとご説明したいと思います。
今回の法整備にあたって、憲法解釈の基本的な論理は全く変わっていません。この基本的論理は、砂川事件に関する最高裁判決の考え方と軌を一にするものです。
憲法判断の最高の権威は最高裁判所です。その最高裁が自衛権について述べた唯一の判例が、昭和三十四年の(一九五九年)の砂川判決です。憲法の番人である最高裁が下した判決こそ、我々がよって立つべき法理であって、当然この法理に基づいて解釈する。いわばこの法理を超えた解釈はできない、ということになります。
砂川判決は憲法前文の平和的生存権を引いたうえで、次のように明確に述べています。「わが国が、自国の平和と安全を維持しその存立を全うするために必要な自衛のための措置をとりうることは、国家固有の権能の行使として当然のことと言わなければならない」
判決に記された「必要な自衛のための措置」については、個別的自衛権、集団的自衛権の区別をしておりません。この点は非常に重要です。
そして、砂川事件は次のようにはっきりと述べています。「わが国の存在の基礎に極めて重大な関係を持つ高度の政治性を有する者については、一見極めて明白に違憲無効でない限り、内閣及び国会の判断に従う」すなわち、国の存立にかかわる安全保障政策については、どのような方針のもと、どのような政策をとり、それをどのように具体化していくかは、第一次的には内閣と国会の責任で取り進めていくものなのです。
世界 2015.8月号
長谷部泰男教授に聞く
安保法制は なぜ違憲なのか-「切れ目」も「限界」もない武力行使
要するに、砂川判決の文面上は「個別的自衛権」「集団的自衛権」が区別されていない、ということだと思いますが、あの判決で問題になっているのは、日米安全保障条約の合憲性、より厳密には安保条約に基づく米軍の日本への駐留が合憲か違憲かという話です。安保条約は、日本の個別的自衛権とアメリカの集団的自衛権の組み合わせで、日本の安全を保障しようというものです。
砂川事件最高裁判決から、「わが国が、自国の平和と安全を維持しその存立を全うするために必要な自衛のための措置をとりうることは、国家固有の権能の行使として当然のことと言わなければならない」という部分を抜き出していますが、この部分をふくむ段落の結論は、「憲法九条は、わが国がその平和と安全を維持するために他国に安全保障を求めることを、何ら禁ずるものではない」。九条は日本がアメリカに安全保障を求めることを禁じていないと言っているだけです。この結論を支えるために「自衛の措置は国家固有の権能の行使」と述べているだけで、日本の集団的自衛権とは関係がありません。
(中略)
(憲法の番人は最高裁であって憲法学者ではない、という意見もあるということに対して)もしかすると、砂川判決でも一種の統治行為論を使って直接的な判断は避けられた、最高裁も判断を避けるぐらいなのだから、憲法学者も黙っていろ、そういうおつもりなのかもしれません。
統治行為論というのは、決められた手続きのもと、限られた証拠に基づいて当事者間の具体的な紛争を解決する司法裁判所の役割に照らしたとき、高度に政治的な問題について判断するのは差し控えようという議論です。
しかし、そういう判断差し控えをすべきかどうかとは別に、違憲か違憲かではないかは実態問題としてあります。それについては政府は正しく答える義務がある。裁判所に下駄を預けたから、違憲だという批判に答えなくて済むことにはならない。
これらを読んだだけでも、政府が「砂川事件」を引いてくるのは、筋が悪いとはっきりする。
03 - 内灘闘争 & 砂川闘争 - 1953 & 1956
サンデープロジェクト 08年08月24日 砂川事件〈シリーズ言論は大丈夫か〉
SS22 奥平康弘×木村草太×春名幹男「砂川事件判決とは?」2014.04.16
■なぜ、今、「砂川判決」なのか──本当の問題点と珠玉の部分 【江川紹子の事件簿】2015年06月13日
■【安保法制】砂川最高裁判決と72年政府見解で揺れる安倍政権の矛盾 渡辺輝人・ 弁護士(京都弁護士会所属)2015年6月10日
■砂川事件判決文 裁判所・裁判例情報
■ウィキペディア・砂川事件
20150610 衆議院・我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会での、日本共産党の宮本徹議員の質疑。25分すぎぐらいから、横畠法制局長官に対する砂川事件に関する質問が行われている。しんぶん赤旗は、「横畠(よこばたけ)裕介内閣法制局長官は「(判決は)集団的自衛権について触れていない」と認めました。安倍晋三首相や自民党は、砂川判決が集団的自衛権行使容認の根拠であるかのように言いはやしていますが、これが破たんに追い込まれる重要答弁です。」と伝えている。
2015年07月21日
60日ルールは成就するのか!?

安全保障関連法案は16日に衆院本会議で可決され、参院に送付された。
読売新聞は「参院で採決されない場合、衆院で出席議員の3分の2以上の賛成で再可決できる『60日ルール』を9月14日以降に適用できるため、法案は今国会で成立することが確実になった」と報じた。
一方、内閣支持率は下降トレンドにある。
内閣支持率・不支持率(7/20三回目更新) pic.twitter.com/YHHlN9UslX
— はる (@harunosippo) 2015, 7月 20
が、安倍晋三以外に日本のリーダーを任せられる人材を、国民は見出さずにいる。
産経&FNNの合同世論調査では支持率39.3%、不支持52.6%だった。大体同じ結果だな。 <安倍内閣支持急落37% 不支持過半数で逆転 > http://t.co/Cc3h7x8im1 #niconews
— sinsix (@sins6) 2015, 7月 20
[産経]【産経・FNN合同世論調査】支持率下がっても…1位は首相 「リーダーにふさわしい人」 http://t.co/d9bF7G8vo7 産経・FNNの合同世論調査で、「今、日本のリーダーにふさわしい人」の問いに26.1%が安倍晋三首相と答え、他を大きく引き離した。内閣支持率…
— 5newspaper (@_5newspaper) 2015, 7月 20
産経・FNNの合同世論調査では、内閣支持率が落ちたものの、「日本のリ−ダ−にふさわしい人」として安倍首相の名は依然としてトップにある。見ている人は見ている。マスコミや知識人にどれ程攻撃されても、反対がどれ程広がっていても、国の未来のためにやるべきことをやり抜くのはリ−ダ−である。
— 石平太郎 (@liyonyon) 2015, 7月 20
そんな状況下で昨日、フジテレビでは安全保障関連法案について、首相自らが出演し説明する90分番組が放送された。
【首相 フジ番組出演は異例90分】安倍首相がフジテレビ系の報道番組に異例の90分の出演。テレビ出演は、内閣支持率の下落傾向に歯止めをかける狙いとの指摘も。 http://t.co/9L82heBJM7
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2015, 7月 21
その番組で、支持率低下にブレーキをかけようという目論見は脆くも崩れ去り、コメンテーターだけでなくMCの局アナにまで鋭いツッコミを受け、サンドバッグ状態となってしまった。
「映画『朝日のあたる家』監督日記」というブログの「なぜ、フジテレビは安倍総理の緊急出演番組で彼を追い詰めたのか?」というエントリーには、「始まりだ」と記されている。以下に引用する。
ほとんどのマスコミは安倍政権批判に回ったということ。となると、まだ気付いていない残り30%ほどの国民もすぐに現実に気付く。もう長くはない。崩壊の始まりだ。
んーーー。残る仲間はあそこだけ。あそこの番組に出ればよかったのにねえ.....。
それでも、ほんとうに「60日ルール」が成就されてしまうのか!?
必ずしもそうとは限らないという「世に倦む日日 @yoniumuhib」氏のつぶやきを中心に、希望を込めつつ貼り付けてみる。
マスコミは、60日ルールで法案成立の公算大と報じているが、本当にそうかな。逆じゃないの。今後の支持率下落を考えれば、衆院での3分の2の再議決はかなりハードル高いですよ。3分の2は317議席。自公は325議席。9人造反で不成立。村上誠一郎と若狭勝の2人は確定。残り7人。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2015, 7月 18
安倍晋三が、9月に衆院の60日ルールを使わざるを得ない局面というのは、相当に追い詰められたときだ。参院で可決成立できなかったときですよね。これから1か月半審議して、支持率がどんどん下がって、参院で強行採決に持ちこめなかったとき、本当に60日ルールが使える状況にあるかな。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2015, 7月 18
60日ルールは、逆に安倍晋三を窮地に追い込むツールにもできるね。四の字固めのリバース。テコの原理の逆作用。衆院で残り7名の造反議員を確定させれば、その時点で60日ルールは使えなくなる。参院で可決成立させるしかなくなる。支持率は下がり続ける。小泉進次郎が造反したら、堰が切れるはず。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2015, 7月 18
支持率が25%を切ったら内閣は死に体だ。安倍晋三の場合、ずっと高い支持率が続いたから、短期で数字が急落すると、かなり劇的に状況が変わる。これまで味方についていたマスコミ(メシ友)が離反する。自民党の中で慎重論が広がり、参院自民の中で強行採決反対の議員が声を上げ始める。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2015, 7月 18
最近のメシ友事情。
戦争法案審議入り1カ月 首相会食 銀座・赤坂へ-財界・マスコミ・橋下大阪市長…計15回
しんぶん赤旗 2015年6月26日(金)
現実には、参院で強行採決ができない状況に追い込まれたときは、もうすでに、衆院でも3分の2は無理になっている。何人造反が出るか予測できない状況になっている。否決されたら安倍政権も崩壊というギリギリの局面。そうなりそうになったときは、安倍晋三は先手を打って9月解散に出るしかない。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2015, 7月 18
残り7人が造反すれば、60日ルールは逆に安倍晋三の首を絞める条件になる。7人の衆院議員が再議決には加わらない態度を示せば、その時点で60日ルールは失効する。参院での審議も安倍晋三にきわめて不利な状況になる。それを知りながら、どうしてマスコミは「法案成立の公算大」と言うのだろう。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2015, 7月 18
客観的に政治ジャーナリズムして、現時点で、法案成立の可能性は五分五分ですよね。参院で通すのは相当タフだ。支持率下落を止めないと、参院での可決成立はかなり苦しい。60日ルールでの衆院再議決なんて、現実にはない話だ。「法案成立の公算大」なんて判断が安易に出るはずがないと思うけれど。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2015, 7月 18
毎日の世論調査は、7ポイント減の支持率35%。前回の数字は2週間前だから、まずまずか。もう少し落として欲しかった。7月末までに30%割れを行け。となると、あとの楽しみは朝日と日経。朝日、ガツンと30%割れを出せよ。朝日らしさを見せろ。http://t.co/JPikt7SL5Y
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2015, 7月 19
マスコミ、7/16に衆院本会議で可決したとき「法案は今国会で成立の公算大となりました」と全社が報道しましたよね。強行採決した場合は内閣支持率が10ポイント落ちると一般に予測されていたのに、どうして「成立の公算大」と安易に決めつけて既成事実化するのか、不思議でしかたなかった。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2015, 7月 19
そうか。次世代2名、無所属数名の法案賛成の議員がいるから、3分の2を阻止するために必要な造反の数は、残り7名では足りないな。もう少し要る。15名くらいか。http://t.co/MwgzTl7pnK 二階俊博や小泉進次郎の動きを考えれば、2ヶ月後にこの線は十分可能だろうけれど。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2015, 7月 19
上記ツイートのリンク先は、衆議院の「会派名及び会派別所属議員数」のページ。
支持率下落と世論の風向きを見て、自民党の党内で自由に発言する人間が出て来るだろう。参院の非改選の議員。9月の再議決と総裁選の政局を睨む衆院の議員。さしあたって、参院の合区に反対を言うとか、新国立の問題で下村博文の責任を追及するとか。安倍晋三の求心力低下の徴候が現れるはず。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2015, 7月 19
具体的に造反の本命として注目されるのが、野田聖子ですね。去年、雑誌「世界」に集団的自衛権の解釈改憲に異議を唱える記事を出した。そのため、安倍晋三に干されて無役の冷や飯に。が、野田聖子のバックには二階俊博がついていて、石破茂もいる。それと、小泉進次郎が造反を決めたら影響は甚大。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2015, 7月 19
気になったので、図書館に行って「世界2014年6月号」を閲覧してきた。(このエントリーのトップ画像は、そのインタビュー記事の扉写真。)
去年5月15日に行われた、「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会からの報告書提出」の際の首相記者会見、同7月1日に行われた、「新しい安全保障法制の整備のための基本方針を閣議決定」の際の首相記者会見より以前、おそらくは去年4月に行われたと思われる野田聖子自民党総務会長(当時)の発言の主なものは次のとおり。
「人口減少の現実をふまえ、持続可能な安全保障を考えよう」
現在の議論のスタートラインは安倍総裁の下で戦った二〇一二年の総選挙の公約にあると思います。そこで自民党は、集団的自衛権行使を容認し、国家安全保障法を制定すると踏み込んでいます。それで当選した議員も、支持した有権者も、責任を持って考えるべきだと思います。その選挙を経て自民党は三年三か月ぶりに与党になったわけですから。
一部の議員が違和感を覚えるのは、安倍首相がそれ(※1)以外の手法で先に進めようとしている点です。長い目で見たとき、自民党政権が未来永劫続くとは限りません。もし今回憲法の解釈変更をしたら、違う政党の違う政権になったときにもまた解釈を変えることが可能になります。そういう好き勝手をされたらどうするのでしょうか。
※1 憲法改正
現在、「限定的」行使容認論が出ています。「限定」というと何か抑制的に聞こえるけれど、具体的に何であるかは明らかになっていないのでよくわかりません。
石破茂幹事長は遠隔地でも日本に重大な影響を与える事態が起きたら行くべきだし、集団的自衛権の行使で自衛隊員が死傷して政治家が覚悟をしなければならない、つまり血が流れる、人が死ぬとおっしゃっています。でも、それこそが、私たちが憲法解釈で六〇年間超えられなかったところだったのではないでしょうか。
集団的自衛権が行使できる、武力行使ができるとなれば自衛隊は軍になる。軍隊は殺すことも殺されることもある。いまの日本に、どれだけそこに若者を行かせられるでしょう。そして国の借金がGDPの六%ある状況でどれだけ国防費に回せるのでしょうか。素朴だけれどリアリティのある議論が必要だと切実に思います。砂川事件判決とか限定容認論だけでなく、国際情勢という大きな状況と、人を殺す、人が殺されるかもしれないというリアリズムを語るべきです。
経団連が「実効性のある少子化対策のあり方」という報告書を出しました。二〇五〇年に、人口減少により日本は危機に陥ると書いています。現在でも東京オリンピックの建設現場に人材が足りていないという政府からの報告がありました。
つまり、近未来の日本が若年層の人口減少により歴史上類を見ないクライシスを迎える中、持続可能な安全保障を次世代にしっかり送り届けることのできる、新しい自民党が求められています。
うむうむ、これなら国会答弁やTV出演時の安倍首相と違って、真反対の主張を持っていても議論が成立しそうではある。
■関連リンク
・集団的自衛権で「殺し殺される」/野田聖子自民総務会長 月刊誌「世界」で批判
・野田聖子総務会長が安倍首相を月刊誌で批判 「揺さぶりをかけ」存在感高める狙い?
9月に入ったとき、参院の審議がボロボロになって、内閣支持率が20%を切ったら、自民党の中から、もう法案の成立は諦めて総裁選をやろうやという話になりますよ。一気に流れが動くはず。二階俊博が水面下で仕切るクーデター。安倍晋三の失脚。表に立つのが野田聖子か石破茂か分からないけれど。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2015, 7月 19
8月に入って、内閣支持率が30%から25%に落ちて行くと、野党は参院で攻勢を強めながら、解散総選挙で国民に信を問えと迫ってくる。そのとき仮にこんな http://t.co/3DGYQIxkWS 受け皿の態勢ができたら、自民は安倍晋三ではとても選挙に勝てない。総裁選をやるしかない。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2015, 7月 19
上記ツイートのリンク先のブログエントリー・「立憲党で選挙に勝つ - 小林節を首班とする立憲連合政府の閣僚名簿」がスンゴイ。
総理大臣 小林 節 外務大臣 国谷裕子 (民)
官房長官 長妻 昭 文科大臣 谷岡郁子
財務大臣 金子 勝 (民) 厚労大臣 福島瑞穂
総務大臣 片山善博 (民) 農水大臣 舟山康江
法務大臣 枝野幸男 経産大臣 蓮 舫
防衛大臣 柳澤協二 (民) 国交大臣 辻元清美
国公委員長 平岡秀夫 環境大臣 嘉田由紀子
復興大臣 山本太郎 沖縄担当相 糸数慶子
経済再生相 藻谷浩介 (民) 地方創生相 亀井亜紀子
官房副長官 山井和則 官房副長官 森 裕子
男女半々、亭主(首相)と女房(官房長官)は塾生コンビ!!
支持率、強行採決で激変。次は自民20%へ
7/13NHK 7/18共同
自民34.7 31.9%
民主7.7 11.2
共産3.3 7.3
維新2.5 3.6
公明4.2 2.9
社民0.7 2.1
生活0.4 0.7
次世0.1 0.4
無党39.3 36.8
— 盛田隆二 (@product1954) 2015, 7月 19
強行採決後の支持率。公明と社民に注目!
公明が3位→5位に転落。今後、社民に逆転されたら、公明幹部に激震。創価学会の突き上げもある
▶戦争法案廃案作戦は「公明党議員の事務所に抗議電話を!」
公明4.2→2.9%
社民0.7→2.1%
https://t.co/YKhsfwku78
— 盛田隆二 (@product1954) 2015, 7月 19
公明党支持者(創価学会)は固定しているのに、政党支持率が4.2→2.9%に急落。
原因は「安保法制の政府説明が不十分」94.2%という数字に表れている。民主党支持者より多い。学会婦人部を中心に、公明党への不信が広がっているとの話も聞く pic.twitter.com/nFKkyGqfcC
— 盛田隆二 (@product1954) 2015, 7月 19
公明支持率1.3%下落。100万人が不支持に。この数字が実態なら大事件です
→@hataeiji 公明党支持の固定層、すなわち創価学会信者が、不支持にまわっているとみていいだろう。基礎部分に大きくヒビの入った建造物は倒れるのも間近だ
https://t.co/9c707dyL9Q
— 盛田隆二 (@product1954) 2015, 7月 20
http://t.co/gYIZ6ecUZ0
「60日ルールで衆院に戻された時、公明党議員を11人以上棄権させれば、3分の2取れなくなる。廃案に追い込める」
— ストライキ党 (@strikefreedomo0) 2015, 7月 20
60日ルール」について、公明党の北側一雄副代表は同番組(NHK)で「2カ月以上もあり、そんな状況には参院のメンツをかけてしないと思う」と述べた。
— めぐみp (@MegopeningP) 2015, 7月 20
公明党本部前でも #アベ政治を許さない
実行委の一人は「60日ルールで衆院に戻された時、公明党議員を8人以上棄権させれば、3分の2取れなくなる(※実際必要なのは11人以上)」と戦略を語った。http://t.co/U7iKAHQrBs pic.twitter.com/iA6ul0zdyr
— 菊池太陽(腎臓内科医) (@uppekk) 2015, 7月 18
15人の造反は7人の造反よりハードルは高いが、それは今の勘定であって、9月になれば状況は違う。まず、内閣支持率が今と違う。今は35%。9月初めには25%を切っている。おそらく、8月中に何人か衆院議員が造反する。残り10人ちょっとになり、マスコミが60日ルールの失効を騒ぎ始める。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2015, 7月 19
9月。衆院の3分の2再議決が危うくなるということは、自民党内がざわついて、総裁選の気配が漂う状況を意味する。このとき、野党は狙いすまして内閣不信任案を出す。内閣不信任案への態度(欠席)と3分の2再議決への態度(欠席)がシンクロし、総裁選が浮上する政局になるだろう。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2015, 7月 19
全国何十か所で、毎週毎週、何万人も「首相退陣」を求めてデモが続いている政権なんて、これまで見たことがない。こんな内閣が支持率35%もあること自体が不思議だ。デモはずっと続くし、TBSやテレ朝での批判も毎晩続く。安倍批判は視聴率が取れる。9月には支持率は必ず20%を切る。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2015, 7月 19
安倍晋三は参院で可決成立させる戦略で、基本的に60日ルールの使用は考えてないと思うな。参院で可決できないときは、半政局の事態で、衆院の3分の2も危うくなっている。ところが、参院の可決そのものが簡単でなく、参院での採決前に参院で造反が出るはずだ。具体的に、あの議員とか。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2015, 7月 20
例えば、具体的に名前を出すと片山さつき。現時点で造反の腹はないだろうが、芦部憲法学の正統を自認して、芦部憲法学で高文(上級職試験)に合格した官僚だよね。今回の法案の憲法判断はどうなのさ。高村正彦や北側一雄の「砂川判決」と「72年見解」でいいのかね。正統の看板が泣くよ。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2015, 7月 20
朝日の天声人語も何言っているのか分からないね。「もう勝負あったと落胆している人々に向けて」云々と書いているが、そういう人間が多くいるのは、朝日を含むマスコミが「法案は成立の公算大」と無責任に報道したからだろうが。誰のせいだよ。「阻止できる」と言わないといけないのは誰だよ。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2015, 7月 20
はてさて、安保法制は参院で可決されるのでしょうか?
それとも「60日ルール」で衆院へ戻されるのでしょうか?
最期に、7月19日の朝日朝刊に掲載された、長谷部恭男・早稲田大教授と杉田敦・法政大教授の対談の中での、長谷部教授の言葉を貼り付けておきたい。安倍晋三の言語明瞭意味不明な詭弁とは違い、「60日ルール」の日に、もしもなったら、自公の衆議院議員に噛み締めてもらいたい妙に腑に落ちるその言葉を。
結局、いまの政府・与党は、多数決で勝つということでしか自らの正しさを主張できない。確かに「多数決は正しい答えを出す」という定理はあります。ただし、この定理が成り立つには、各人が自らの判断に基づき、自律的に投票することが前提です。
しかし、自民党も公明党も、執行部が右と言えば右を向き、議員個人が自律的に投票しているわけではない。与党議員が何人投票しようと、実質的な投票総数は「1」。定理が成り立つ前提を欠いており、多数決の結果だから正しいとは言えません。
2015年07月18日
「6分でわかる安保法制」がYouTubeで速攻削除(-_-)
SEALDs(シールズ)の作成動画「【#本当に止める】6分でわかる安保法制」が、同団体のYouTubeチャンネルで削除されたとのことだったので、前エントリーに書いたとおり、私も拡散の意味合いで自分のYouTubeチャンネルにミラーアップしたのだが、その日の内に速攻で削除された・・・。
ようつべさん曰く、
あなたがアップロードした 1 つ以上の動画について、不適切であるという報告が YouTube コミュニティから寄せられました。 コンテンツを審査した結果、この動画がコミュニティ ガイドラインに違反していると判断いたしました。そのため、次の動画を YouTube から削除しました。
"【#本当に止める】6分でわかる安保法制" (https://youtu.be/jWCt90cbOgE)
あなたのアカウントに対し、1 回目のコミュニティ ガイドライン違反警告が送られました。この警告は 6 か月間有効となります。違反が繰り返された場合は、YouTube にコンテンツを投稿することができなくなることがあります。また、アカウントが停止されることもあります。
コミュニティ ガイドライン違反警告の詳細については、ヘルプセンターをご覧ください。 この動画を削除してもアカウントの違反警告がなくなるわけではありません。違反警告に対して異議申し立てを行う方法について詳しくは、ヘルプセンターのこちらのページをご覧ください。
受信日: 2015/07/17 | 確認日: 2015/07/18 | この決定に異議を申し立てる(※1)
※1 YouTubeアカウント対応のページへのハイパーリンクが貼ってある。リンク先 → 「 ご注意ください 次の動画に対するコミュニティ ガイドライン違反警告について、不服を申し立てました。 【#本当に止める】6分でわかる安保法制 1 本の動画に対して、1 回のみ申し立てることができます。先に進む前に、もう一度コミュニティ ガイドラインを確認することをおすすめします。 このまま続行してもよろしいですか? 」 はい or いいえ(ラジオポタン)
うーん、ネトウヨの皆様のお仕事なのでしょぅか・・・。
悔しいから、一番削除されなさそうなとこに再アップしたww
FC2動画:【#本当に止める】6分でわかる安保法制
http://video.fc2.com/content/20150718r4ZnqLT6
同携帯用URL
http://video.fc2.com/content/20150718r4ZnqLT6/
で、今さらながらくぐってみると、「大好評SEALDs「6分でわかる安保法制」動画が謎の削除で@YouTubeJapanに苦情殺到→復活」という「NAVERまとめ」ページが作成されていた。
そこによると、少なくとも20150717の午前10時には最初の削除が確認されている模様。
で、現在はめでたく復活。
良かったでござる。
※20150719追記
このエントリーを上げた後、ようつべへ「ゴラァ、作成者のチャンネルでは動画が復活している。ミラー拡散を作成者も希望しているぜ。復活せよ」とメッセージを送ったら、今日、以下のようなメッセージが来て動画も自動復帰してた!!
今仁 様、
動画の異議申し立てを YouTube にお送りいただきありがとうございます。 さらに詳しく調査した結果、お客様の動画は YouTube のコミュニティ ガイドラインに違反していないと判断いたしました。動画は再開されており、アカウントもこれまでどおりご利用いただけます。
今後とも YouTube をよろしくお願いいたします。
YouTube チーム
↑自動復活した私のチャンネルにアップしたミラー動画。削除後もデータ保存しているんだね。
2015年07月17日
志位さんとSEALDsとあかりちゃんと

そんなこんなで、昨日16日に安全保障関連法案が衆院を通過した。
産経の記事によると、「村上誠一郎元行革担当相と若狭勝衆院議員の2人が体調不良を理由に欠席したが、目立った混乱はなかった」そうである。
やったねぇ、村上さん。党内でははぐれ狼といったところか・・・・。安全保障関連法案に反対の立場を表明し、6月30日には外国特派員協会で記者会見を開いて、「国会で議論されればされるほど、問題点や矛盾が出てきている」と政府の対応を批判したんだよね。
そんなこんなで、私は「戦争」って言葉を聞くと、最近は「NARUTO -ナルト-」の第436話「平和」を思い出してしまうんだよね。
以下は、同話の登場人物二人の引用である。
「オレの目的はな…自来也先生も成しえなかった事だ…さっきも言ったな…」(天道)
「………」(ナルト)
「平和を生み出し、正義を成すことだ」(天道)
「平和…?正義…?ふざけんな…ふざけんなってばよ…!」(ナルト)
「オレの師匠を!!オレの先生を!!オレの仲間を!!オレの里を!こんなにしやがったお前なんかが、そんな事を偉そうにほざいてんじゃねェー!!」(ナルト)
<ハァ><ハァ>(ナルト)
「なら…お前の目的は何だ?」(天道)
「お前をぶっ倒して!オレがこの忍の世界を平和にしてやる!!」(ナルト)
「だが…オレの家族をオレの仲間をオレの里を―この里と同じようにしたお前たち木ノ葉の忍だけが…平和と正義を口にする事を許されている訳ではないだろう?」(天道)
「……!?」(ナルト)
「どういう事だってばよ!?」(ナルト)
「火の国…そして木ノ葉は大きくなりすぎた…国益を守るため大国同士の戦争で自国の利益を獲得する必要があった…でなければ国…里の民が飢える。だがそれら大国の戦場になるのはオレたちの小さな国と里だった。その度我々の国は荒らされ疲弊していった。幾度かの戦争をへて大国は安定した我ら小国に多くの痛みを残してな」(天道)
「………」(ナルト)
「お前もオレも目指すものは同じだ。自来也先生の言っていた平和をなそうとしている。お前もオレも何も変わらない。互いの正義のために動く。オレが木ノ葉にやった正義は…。お前がオレにやろうとしている事と同じだ」(天道)
「大切なものを失う痛みは誰も同じ。お前もオレもその痛みを知る者同士だ。お前はお前の正義のために…。…オレはオレの正義のために。オレ達は正義と言うなの復讐へと駆り立てられた普通の人間だだが復讐を正義と言うならば、その正義はさらなる復讐を生み…憎しみの連鎖が始まる」(天道)
「今、その事象の中に生き過去を知り未来を予感する。それが歴史だと知る。人は決して理解し合う事のできない生き物だと悟らざるを得ない。忍の世界は憎しみに支配されている」(天道)
「………」(ナルト)
「お前の答を聞こう」(天道)
「………分かんねェ…。そんな事…」(ナルト)
「オレはな…その憎しみの連鎖を止めるために”暁”を立ち上げた。オレにはそれ(←憎しみの連鎖を止める)ができる…そのためには九尾の…その力が必要なのだ。全ての尾獣の力を使い、この里を潰した数十倍の力を持つ尾獣兵器を作る。一国を一瞬で潰せるほどのな」(天道)
「!?」(ナルト)
「本当の痛みを世界に知らしめ、その痛みを恐怖で戦いを抑止し…世界を平和と安定へ導くのだ」(天道)
「……だからって…そんな平和…そんなの嘘っぱちじゃねえかよ!!」(ナルト)
「人間はそんなに賢い生き物ではない。そうしなければ平和を作れないのだ」(天道)
「…やがてその痛みも何十年と時が経てば癒えていく。抑止力は低下しそして人々は争い今度は自分達で尾獣兵器を使い本当の痛みを再確認する」(天道)
「……」(ナルト)
結局、当事者の数だけ正義はある。集団的自衛権の力で、憎しみの連鎖は断ち切れるのだろうか・・・。
で、ナルトの上の繋がりのストーリーが涙ものなのだが、オヤジでも確実に泣けると思うので是非。決して「全米が泣いた」的なものじぁないからwwつーか、コミックでは何巻目なのか、テレビアニメでは何話なのか把握はしていないので、よろしこ。
つーことで、安保法制関係で興味深い動画を他にもいくつか紹介したいと思う。
まずは、6月23日外国特派員協会での、共産党の志位和夫委員長の記者会見から。
動画の15分30秒あたりからの同委員長の話が秀逸。分かり易く今回の安保法制論議での、安倍首相や政府の見解が詭弁であることを証明しています。以下はそのサマリー。
日本政府が使っている言葉で、英語に翻訳できない、概念がない言葉が三つある。
一つ目は、後方支援という言葉。 英語だとLogisticsで一般的には兵站(へいたん)であるが、兵站という言葉を政府は使わない。兵站には前方とか後方とかの概念はない。日本の自衛隊は後方にいて前方に行かないというのは誤魔化しである。
二つ目は、武器の使用という言葉。政府は武器の使用はするが、武力の行使には当たらないと繰り返し発言している。安倍首相は兵站で攻撃されたら武器の使用はすることを認めた。しかし、武力の行使ではないと頑なに言い募る。そこで外務省に「武器使用という国際法上の概念があるか?」と照会したら、回答は「国際法上は武器の使用という概念そのものがない」ということだった。
三つ目は、武力行使の一体化という言葉。政府は、武力行使と一体でないから後方支援は武力行使にあたらないと言っている。党首討論の際に安倍首相に「武力行使の一体化という概念があるのか?」と聞いたら「一体化という概念そのものがない」と回答した。去年の7月に集団的自衛権行使容認を閣議決定した際の、政府公文書の英訳(仮約)を確認したら、「武力行使の一体化」は「"ittaika" with the use of force」と一体化はローマ字表記だった。一体化という概念を訳することは誰にもできない。
いやはや、笑っちゃうよね、あべちん・・・。こんなんじぁ、中学生相手のディベート大会でも負けちゃいますぜ、ほんま。
で、お次。
「自由で民主的な日本を守るための、学生による緊急アクションです」というSEALDs(シールズ:Students Emergency Action for Liberal Democracy - s)という団体の、今回の「安全保障法制」に抗議する動画が、彼らのYouTubeのチャンネルから削除されたらしい。事の真偽は定かではないが、ミラーで上がっていたのがあったので、そのまたミラーを拡散のため上げてみた。
※20150718追記:このエントリーをアップした直後にミラー動画が削除された。オリジナルが今現在は復活していますので、そちらの動画の埋め込みとリンクとしています。
動画の5分17秒から始まるメッセージは、確かに青臭くてシンプルでストレートでピュアすぎる。しかし、それ故に、なんだか心に届く。このところ言葉遊びとしか思えない国会の議論を見せられてきたオヤジにとっては・・・。(以下はそのメッセージの書き起こし)
今後、政治家たちを法案廃案へと導くために必要なのは、私たち一人一人が、この国の主権者としての責任を果たすことです。
見せつけてやりましょう、民主主義はここにあるということを。
改憲や護憲、右や左といった対立を超え、全ての人が声を上げるべき時です。
私たちにはその力があります。
何よりも大事なことは、絶えず考え行動し自分の言葉で声を上げ続けること。
民主主義とは常に求め続けなければ消えてしまう、不完全な未完のプロジェクトなのです。
ただあるがままの世界ではなく、あるべき世界を見よう。
いつだって未来を撰び大切なものを守るのは、あなたのその手です。
THE FUTURE IS IN OUR HANDS.
UNITE.
で、最期の動画が究極に面白いやつである。
安保法制について、国民の疑問や不安に安倍晋三首相が分かりやすくお答えるという、ニコ生の自民党の公式チャンネル「CafeSta」の特番が、どの位ヒドイものだったかは、「CafeStaの安倍晋三特番が酷かった話」というエントリーで書いた。
あべちんの第3夜と第4夜の間は一日開いていたのだが、その空き日にcafestaで放送されたのは、「ヒゲの隊長に聞いてみよう!~平和安全法制QA~」という番組だった。もうほんとそれは、あべちんのと同様にグダグダな放送だったのだが、番組中で放送された、ヒゲの隊長こと佐藤正久参議院議員が声優を務めた安保法制のPRアニメ動画が、説得力が皆無で無残なデキだった。
参院でも安保法制特別委の設置がされるようなのだが、野党との協議に当たる特別委筆頭理事に佐藤正久参議院議員を充てる案もあるようである。なんだかなぁ、政府は完全に60日ルールしか念頭になく、実のある議論を参院でしようとは思っていないんでしょうね。
つーことで、そのPR動画のパロディ動画が秀逸。
オリジナルでは、あかりちゃんというJKらしき少女が、前髪パッツンで電車内なのにジャージ履いてて薄気味悪いんだが、パロディで声とセリフが変わると、なんだかスンゴク魅力的なJKに思えてしまうから、あな不思議であら不可思議。
オリジナルは見る価値はほんとないのだが、パロディ版がより楽しめるので、我慢してオリジナルから見てほしいww
■関連リンク
【あかりちゃん ヒゲの隊長に教えてあげてみた】がクールなので文字起こし! (NAVER まとめ)