2015年05月18日
佐賀県議選選挙運動費用収支報告書#3

このエントリーとこのエントリーの続き。
2015年4月に投票が行われた佐賀県議会議員選挙。
公職選挙法の規定により、4月27日が選挙運動費用収支報告書の提出期限でしたが、48人の立候補者のうち、2名は未提出で1名は選挙ポスター費用が計上されていないという残念なカンジでした・・・。
その3名ともに当選した自民党公認議員だというのが戦慄ww
そんなこんなで、やっと上記三つの問題は解消されたので再度今日、佐賀県選挙管理委員会に閲覧に行ってきました。
その結果を反映した一覧表は以下のリンク先のとおり。
■2015.04.12に執行された佐賀県議会議員選挙に立候補した各候補者の選挙運動費用等調べ・PDFファイル(提出遅延候補者分含む)
■同上・エクセルファイル(提出遅延候補者分含む)
で、ちょいと面白いことに気付いた。
提出が遅延していた小城市選挙区の藤木さんの収支報告書が5/8にやっと提出されたのだが、この選挙区の三人の候補者に共通点があるのを発見。
選挙用ポスターの単価・作成枚数・作成業者が全く同じということ。その印刷業者は、今年一月の知事選で、ひわたんの二枚目のポスターを年末年始に突貫印刷した、小城市の株式会社音成印刷。
パンフとか名刺とかの色んな印刷費用を、ポスター代で一括処理(ポスター代は公費負担なので、著しく違法行為が疑われる。)しているんだろうけど、完全な横並びはかえっておかしいだろ、もう少し数字いじったらいいのにね。
各選挙対策事務所が業者の方に「よその陣営はどうしてる?」って聞いている結果の現象なんでしょうね・・・・。
つーことで、全ての提出が終了したら、領収書まで含めた収支報告書全体を情報公開請求し、web上にアップしたいと思っております。
2015年04月30日
佐賀県議選選挙運動費用収支報告書#2

前エントリーのつづきである。
艱難辛苦と芋ロックの激しい誘惑を乗り越えて、県選管で閲覧した「県議選選挙運動費用収支報告書」を表にまとめてみました。
■2015.04.12に執行された佐賀県議会議員選挙に立候補した各候補者の選挙運動費用等調べ・PDFファイル
■同上・エクセルファイル
で、ざらーっと見た感想。
つーか、4月27日が提出期限(選挙の期日から十五日以内・公職選挙法第189条第1項第1号)だったのに、未提出の候補者がお二人も。(今日4/30現在も未提出であることを、県選管に確認済み)
それもそれも自民党の現職議員・・・。
そのお二人は今回も再選された、小城市選挙区の藤木卓一郎議員と、神埼市郡選挙区の八谷克幸議員。どうなっているんでしょうか。まぁ、公職選挙法第189条第1項の規定で、収支報告書提出義務があるのは、候補者でなく会計責任者なんですがね・・・・。
今日が県議の任期の始まりの日で、議会内の会派も決まり自民党の県議団会長は、嬉野市選挙区の石井秀夫議員に決定したようですが、5/12日に予定されている臨時県議会までには提出するよう、石井議員か自民党佐賀県連にチクってみようかなww
で、面白かったのは公費で負担される選挙ポスターの印刷費。
各選挙区ごとに決められた選挙費用の上限額には含めないといけない支出だが、ポスター掲示場数の二倍の枚数まで公費負担を受けられるという制度である。
その印刷費の、最低単価は佐賀市選挙区の青木議員で216円。最高単価は西松浦郡選挙区の原田議員で4100円と、なんと19倍という乖離。もっとも印刷はその枚数で単価が大きく異なるのは当然なのだが、その印刷枚数は600枚(青木)と132枚(原田)なんだよねぇ。
まぁなんだ、メンドイからチラシとか名刺とかの公費対象外の印刷費もぶっこんだんではないのかと疑いたくなる気が起きないわけでもない。
それともう一つ。佐賀市選挙区と唐津市・東松浦郡選挙区のトップ当選はともに公明党の議員なのだが、そのポスター印刷枚数は掲示場の数と同数。
ミスなく全部晴れたのでしょうねぇ、事前の予定通り。つーか選挙事務所にはポスター貼らなかったのか?なんか操作の匂いがして釈然としないのではあるよ。
で、今期が3期目になる三養基郡選挙区の宮原議員は、ポスター経費が収支報告書になんも上がっていない。知事選で応援した「ひわたん」を見習ったのかなww
つーことで、開示請求をして各候補の「領収書」のチェックまでしようかと思案中。
2015年04月28日
佐賀県議選選挙運動費用収支報告書

今月12日に執行された佐賀県議会議員選挙。
昨日、27日は選挙運動費用収支報告書の提出期限日でした。(電気料、電話などで未支払い分は、その支払いから7日以内に追加報告の必要あり。)
つーことで、県の選管に閲覧に行ってきました。
色々と面白いポイントもあったので、近いうちに表形式に整理して公表いたします、乞うご期待w
つーか、提出期限を守れない立候補者が二名も・・・。48人が立候補されたんですが、4パーセントに当たる二人の候補者が法も守れないとは。
しかも、二人とも某与党の某現職議員。
うむうむ、提出義務を負う出納責任者が、親知らずを抜歯したら出血が止まらず、抗生物質に対してアレルギーがあるため緊急入院したとか、街角で偶然再会した初恋の相手である同級生とお茶したら、お互い現在はシングルだということが分かり、焼けぽっくりに華氏451度の火がついて収支報告書どころではなくなったとかの、やむを得ぬ事情があるのでしょうねぇ、だってそうでもなきぁ、県会議員ともあろうものが公職選挙法を守れないなんてありえん話だものね。
うーんと、早く出さないと「ひわたん」同類だと思われてしまいますよ、急いでww
2015年04月14日
佐賀の乱的県議選振り返り

昨日の12日に投票が行われた佐賀県議会議員選挙の結果について、マスコミで「佐賀の乱の再現」とも報じられた先の知事選からの影響に絡めてエントリーを上げようかと思った・・・・。
本来、自民を支援してきた農政協(農協の政治団体)が自民推薦候補に敵対した行動をとったことが、今回の県議選においてどのような「捩じれ」として表出したのか、てなところを。
が、書くのがメンドクなって、ツイキャスでしゃべったww
2015年04月11日
知事選と県議選@佐賀

明日は佐賀県議会議員選挙の投票日です。
さあみなさん、投票に行きましょう。
つーか、山口節夫くん、すごいね。
さいたま市選挙管理委員会が、市議選南区選挙区に立候補した山口節生くんの立候補の届け出を却下したらしいよw
いやはや、過去に出馬した国政選挙と知事選だけの供託金没収だけでも4千万円超だよ、スンゴイ。
そんなこんなで、佐賀県議会議員選挙の状況をツイキャスいたしました。主に、2015.1.11執行の佐賀県知事選のねじれを着眼点として・・・。
■参考リンク
・佐賀県選挙管理委員会事務局(選挙公報、開票速報等)
・サガテレビ・佐賀県議会議員選挙(インターネット生放送は4/12 20:00~)
・NHK佐賀放送局・統一地方選2015
・佐賀新聞・2015県議選(インターネット生放送は4/12 20:00~)