2015年04月30日
佐賀県議選選挙運動費用収支報告書#2

前エントリーのつづきである。
艱難辛苦と芋ロックの激しい誘惑を乗り越えて、県選管で閲覧した「県議選選挙運動費用収支報告書」を表にまとめてみました。
■2015.04.12に執行された佐賀県議会議員選挙に立候補した各候補者の選挙運動費用等調べ・PDFファイル
■同上・エクセルファイル
で、ざらーっと見た感想。
つーか、4月27日が提出期限(選挙の期日から十五日以内・公職選挙法第189条第1項第1号)だったのに、未提出の候補者がお二人も。(今日4/30現在も未提出であることを、県選管に確認済み)
それもそれも自民党の現職議員・・・。
そのお二人は今回も再選された、小城市選挙区の藤木卓一郎議員と、神埼市郡選挙区の八谷克幸議員。どうなっているんでしょうか。まぁ、公職選挙法第189条第1項の規定で、収支報告書提出義務があるのは、候補者でなく会計責任者なんですがね・・・・。
今日が県議の任期の始まりの日で、議会内の会派も決まり自民党の県議団会長は、嬉野市選挙区の石井秀夫議員に決定したようですが、5/12日に予定されている臨時県議会までには提出するよう、石井議員か自民党佐賀県連にチクってみようかなww
で、面白かったのは公費で負担される選挙ポスターの印刷費。
各選挙区ごとに決められた選挙費用の上限額には含めないといけない支出だが、ポスター掲示場数の二倍の枚数まで公費負担を受けられるという制度である。
その印刷費の、最低単価は佐賀市選挙区の青木議員で216円。最高単価は西松浦郡選挙区の原田議員で4100円と、なんと19倍という乖離。もっとも印刷はその枚数で単価が大きく異なるのは当然なのだが、その印刷枚数は600枚(青木)と132枚(原田)なんだよねぇ。
まぁなんだ、メンドイからチラシとか名刺とかの公費対象外の印刷費もぶっこんだんではないのかと疑いたくなる気が起きないわけでもない。
それともう一つ。佐賀市選挙区と唐津市・東松浦郡選挙区のトップ当選はともに公明党の議員なのだが、そのポスター印刷枚数は掲示場の数と同数。
ミスなく全部晴れたのでしょうねぇ、事前の予定通り。つーか選挙事務所にはポスター貼らなかったのか?なんか操作の匂いがして釈然としないのではあるよ。
で、今期が3期目になる三養基郡選挙区の宮原議員は、ポスター経費が収支報告書になんも上がっていない。知事選で応援した「ひわたん」を見習ったのかなww
つーことで、開示請求をして各候補の「領収書」のチェックまでしようかと思案中。
Posted by 今仁 at 22:02│Comments(0)
│佐賀県議会議員選挙
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。