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2011年08月31日

一休軒本店の廃業によせて


平成23年8月14日を最期に、佐賀ラーメンの起源とも言うべき一休軒本店は廃業してしまった。


三九中華そば専門店の四ヶ所さんの手ほどきで、一休軒本店が開業したのは昭和33年のことである。

創業者である先代は、それ以前は屋台の飲食店を営業されていたらしいのだが、その業種変えが佐賀の地にもラーメンを根づかせ、佐賀ラーメンが誕生したのである。

もっとも、四ヶ所さん自身が、「佐賀ラーメン」を標榜し営業をされていた時期もあったらしく、定着しなかったので「元祖久留米ラーメン」に戻したという皮肉な現象もあったらしい。



一休軒本店の廃業によせて



JAZZ BAR ロンド」は昭和三十年代には一休軒本店の近くで営業されていて、そのマスターによれば、創業当時の一休軒本店のスープは、ワイルドでいい意味での獣臭が強かったのだとか。

現在、その当時の味を最もよく伝えているのは、一休軒本店と駅前ラーメンビッグワンで働いておられた方が店主の、佐賀市高木瀬町の成竜軒なのだそうである。

初代の意向か、それともこの間までお店を切り盛りされていた二代目のアレンジかは定かではないが、一休軒本店のラーメンは豚頭由来のマイルドで甘味を持ったものに発展し、佐賀の人々を魅了し続けてきたのである。


本店で修行された方が、京都長崎で「一休軒」の屋号で営業されていたのだが、すでに二店とも廃業されている。

現在、一休軒を屋号としているお店は、一休軒鍋島店と一休軒さがラーメンがあるのだが、一休軒鍋島店の方は使用する豚骨の部位がげんこつのみであるので、屋号と味を純粋に継承するのは、一休軒さがラーメンのみとなってしまった。

しかしながら、本店の実弟が店主の一休軒さがラーメンは、跡継ぎがないようであり、おまけに店主自身が足の怪我の後遺症でイレギュラー営業が続いている模様である。

あの味の「一休軒」は近い将来消滅してしまうのだろうか・・・。なんとも歯がゆい限りである。


一休軒本店の廃業によせて



佐賀は経済的には小さなマーケットゆえに、チェーン店等の外部資本に淘汰されてしまう確率が低く、昔ながらのやり方に頑なにこだわり、時代の趨勢に左右されない姿勢を貫くラーメン店が存在しえたのだが、いかんせん跡継ぎがいなければデッドエンドなのである。

嗚呼、滋味哀愁な佐賀ラーメンの名店は完全に消滅してしまうのだろうか。

この際、悪魔に魂を売ったようなもんでも構わないから、一部に噂はあるらしいのだが、志げる食堂を承継したように、一休軒本店もいかがでしょうかね、株式会社ららら様・・・。





関連リンク

心のミシュラン・・・とろけるよなファンキー・ラーメン 第1回 「一休軒」

ニイタカヤマノボレ0619~トラトラトラ?(一休軒系のお店8店を一日で連食)

さがさなければ「佐賀のラーメン年表」はない

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Posted by 今仁 at 15:16│Comments(13)ラ日報
この記事へのコメント
トレードマークの黄色の一休軒の看板が無くなった写真を見て凄く寂しくなりました。

一休軒のラーメン、ぎょうざ屋の餃子定食、鶴の堂の肉まんの3店を
佐賀の黄金三角地帯と勝手に名付けて、どこで食べようかと楽しく悩んでいたのを思い返します。

美味しい味を作り出すのも難しいのでしょうが、それ以上にその味を維持・継承していくのは難しい事なんですね。

この場を借りて一休軒にありがとうとお疲れ様でした。の感謝の言葉を送りたいと思います。
Posted by QS at 2011年08月31日 21:48
こんばんは。

佐賀の滋味系。
その象徴が失われた感じ。
甚だ残念。

後継者問題は確かに大問題。

急に不安になってきたので、
滋味系店舗。
しばらく回ってみようと思います。
Posted by ひしわんこ at 2011年08月31日 22:00
非常に残念なことですね(>_<)
Posted by あいばーそん at 2011年09月01日 13:37
QSさん、こんばんは。
>佐賀の黄金三角地帯

なるほど、素敵なネーミングです。

>その味を維持・継承していくのは難しい事なんですね。

ほんとに。継続は力なりという言葉が心に染みてきます。

特に出汁主導の豚骨ラーメンは、日々味の変移があるのでなおさら。

取り合えずば、ご苦労様との言葉しか浮かんできません。
Posted by 今仁 at 2011年09月01日 22:08
ひしわんこさん、こんばんは。

滋味系は、それゆえに地味に消えゆくしかないのでしょうかねぇ。

滋味攻め期待しています。
Posted by 今仁 at 2011年09月01日 22:55
あいばーそん、こんばんは。

とりあえず近いうちに、不定休・昼営業のみのイレギュラー営業の一休軒さがラーメンを食べておこうと思います。
Posted by 今仁 at 2011年09月01日 22:58
本当に驚きました。残念でたまりません。
帰省の度に必ず行っていたので・・・
60年の歴史とは永いですね。
佐賀ラーメンの一番だったと思います。
完璧な白濁なスープ忘れません。
 大将お疲れさまでした。おばちゃんお疲れさまでした。
Posted by 残念 at 2011年09月01日 23:06
残念さん、コメントありがとうございます。

正確には53年ね営業期間だったのではと思われますが、いずれにせよ凄いことです。

佐賀の皆さんの記憶の中で、いつまでも風化しないで残って欲しいと願っております。
Posted by 今仁 at 2011年09月01日 23:26
はじめまして、です


新聞で一休本店の閉店を知りました

昔一度だけ食べに行った事があるんですが
作ってるおっさんが、従業員にひたすらガミガミとうるさく文句を言っている為
雰囲気が最悪で、味以前の問題で話にならない
二度と来るかこんな店、と思ったのを憶えています

それ以来行く事は無かったんですが
いざ閉店となると、もう一回くらい食べとけばよかったかなー なんて思ったりもしてます

大好きな系統のラーメンなので、一休軒の未来が気になる所です
Posted by 通りすがり at 2011年09月08日 10:57
はじめまして。

佐賀新聞の記事↓には、

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2043439.article.html

突っ込み・修正ポイントがあるのですが、クレーマーみたいで嫌がられそうなんで止めときますww

>>雰囲気が最悪で、

うーん、残念でしたね。めぐり合わせなんでしょうかねぇ。たまたまだったんでしょうけど。

どんな形でもいいので、一休軒の味は淘汰されずに残ってほしいものですね。
Posted by 今仁今仁 at 2011年09月08日 12:24
一休本店は、昨年から中四国一の歓楽街広島の流川薬研堀界隈に店舗を移して続けられてます。
広島にお越しの際は立ち寄られてはどうでしょう?
Posted by 通りすがり at 2012年03月18日 15:30
通りすがりさん、コメントありがとうございます。

広島に出張を作ろうと思案中ですww
Posted by 今仁今仁 at 2012年03月19日 17:24
はじめまして。愛媛からです。
佐賀を離れて40年。あの思い出の味がもうなくなっているとは知りませんでした。今でこそ四国でも豚骨ラーメンが食べられますが、あの味ではありません。いつか佐賀に行けば食べられるさ、と・・・不覚でした。

一休軒さがラーメンがその味を引き継いでいるのですか?さっそく、ストリートビューで調べてみると・・・、おや?一休軒本店ラーメンの看板がかかっているではありませんか。正式な後継者として、名乗りを上げられたのでしょうか?またあの味に出会えるのでしょうか?
Posted by 以志橋福助 at 2015年11月24日 16:39
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