2014年09月28日
中国料理 栄志@佐賀市大財一丁目
24日の夜。
9月4日に開店したばかりの、庶民的中華店である。
場所は、佐賀のラーメンフリークとしては聖地化している、幸陽軒の道路対面あたり。
まずは、前菜の蒸し鶏。
芋ロックに絶妙に合う。脂がなんだか重くて不得手になってしまったなという感慨に耽るようになってしまった、妙齢世代のワタクシにとっては、ありがたいアッサリ感がうれしい。
青椒肉絲も必要以上にしつこくなく、いいカンジである。
ビールを全く飲まないのだが、なんだか久々に飲んでみようかと思わせる仕上がり具合である。
芋ロックを継続したけどww
麻婆豆腐はオーダー時に辛さのレベルを聞いてくれる思いやりも。
ちなみに、従業員の方は全員が中国系の方のようで、カタコトの日本語がなんとも微笑ましい。
店内にいた従業員の方の子供さんと思しき小学校低学年ぐらいの女の子が一番日本語が流暢だったような気がする(爆)
イカの炒め物を食べている時点で、なんだか満腹感を感じてしまった。
今回は二人での来店だったのだが、やはり中華は大人数で行って多品目オーダーし、ちょいとづつシェアするのが正解だね。
画像のXO醤チャーハンで780円。
チャーハンで一番安い五目チャーハンが580円なので、リーズナブルなのは疑う余地のないところ。
〆にオーダーした角煮ラーメン・750円は、よくよく考えれば、8月のあたまに食べた井手ちゃんぽん以来、なんと50日ぶりのお店での麺料理。
いやはや、なんとも・・・・。
時代は変わるし、人も変わるのであるよw
角煮ラーメンの麺は、ストレートの中細麺。
かんすいも効いていなくてちぢれもなく、いかにもな中華麺とは、まったく異なるベクトルのもの。
まぁ、個人的な嗜好でいえば、「いかにも」なヤツが、けっこう気分だったりするが・・・・。
店内の雰囲気がよく、料理はリーズナブルな価格設定で良心的。典型的な街の中華屋の空気感は琴線に触れる。
次回は、今回は手が回らなかった点心を攻めてみよう。
つーか、サンーラータンメン(表記はメニュー記載ママ。「サンー」の発音はむずいww)も気になってしまう。
中国料理 栄志(えいじ) 店舗データ
■住所
佐賀市大財一丁目4-1
■電話
0952-25-6070
■営業時間
18:00~25:00
■定休日
開店間近なので当分の間は無休
■駐車場
なし
■UD
入口前に20センチほどの段差が三段あり。店内床はフラット。席構成は掘りごたつ式のテーブル席が個室三室とカウンター席が四席。店内は喫煙可。
2013年07月08日
一休軒呉服元町店@佐賀市呉服元町
8日のお昼。
ラーメン・550円。
以前、「一休軒系の店を系統別に整理」してみたことがあった。
4年も前のものなので、今見返すと、結構修正が必要な気もする。
まずは、「一休軒呉服元町店」をどこに分類するかが問題である。
開業までの形態としては一休軒現本店(若楠・旧一休軒さがラーメン)のFC店なので「本店系」なのだが、味は独自の工夫が施されているし微妙なところ。
そもそも、「一休軒系」でいいのかという根本的問題も・・・・。
その結論は、もう少し一休軒呉服元町店を食べこんでからということにしておこう。
「系統」なんて考えずに食べれば、よく整った味で心は充足を感じられる一杯ではある。
つーか、ルックスに違和感を感じた。
よくよく観察してみると、チャーシューがバラ肉になっている。ケバくない味付けで、必要以上に脂を感じることもなく、これはこれで美味しい。
独自の改良を続け、「一休軒の味」から遠ざかっていくのには、いくばくかの寂寞感がないではないが、時代は変わるのだから、それもありかも。
後客のご老人は「ヤワ麺」オーダーだった。
多分、佐賀市松原にあった一休軒旧本店に通っていた方で、昔の思い出を食べにこられているのだろう。
ほんとうにそうであったなら、このお店のこの味に対して、どんな感想を持たれるのだろうか・・・・。
今日のスープは、なにかが必要以上に舌を刺戟していたように思う。
それは、元ダレか、あるいは「魔法の白い粉」か、はたまたそのほかの何かか・・・。
豚頭とげんこつを使用された出汁は良質なものなので、次回あたりは「元ダレ・ラード・魔法の白い粉」を少な目でオーダーできるのか確かめてみることにしよう。
そんなこんなで、ここでラーメンを食べている頃、梅雨明け宣言が出されたようで。
まさに「夏空」でした。
一休軒呉服元町店 店舗データ
■住所
佐賀市呉服元町1-8(656広場南)
■電話
0952-27-2180
■営業時間
11:00~21:00
金曜・土曜は11:00~26:00
■ 店休日
なし
■駐車場
あり(隣接するコインパーキング「セイワパーク呉服元町」の40分無料券発行)
■UD
入口ドア前に二段の大きな段差有り。店内の床はフラットで案外とスペース的余裕もあり。客席はカウンターとテーブルという構成。店内は完全禁煙である。
2012年09月12日
幸陽閣@佐賀市下田町
12日のお昼。
ラーメン・550円。
先日のこと、「あのお店の醤油ラーメン美味しかったですよ。食べてみてください。」と、熱力学第二法則に縛られない莫大な感情エネルギーを瞳から発しながら、かわいい女性に言われたんだよね。
で、いそいそと未訪問のそのお店に出かけた。
オーダーはチャーシュー麺とご飯。
チャーシュー麺のトッピングに、味付け海苔が乗っているけど、空目だよね?
味付け海苔でした・・・、どういうセンスなんだろう。しかしスープの味はいいのかも?
スープは塩辛さしか感じない。でも麺は美味しいかもね?
麺がダマになっているんですけどっっ!!
ご飯が金色に輝いているんだけど、照明の具合でそう見えるだけだよね?
うっっ、電子ジャーの例の香ばしい匂い満載なんですけどっっ!!
麺はなんとか食べ終えたけど、ご飯は一口しか食えんかったよ・・・。
そんなこんなで、「盗んだバイクで走り出す」かのような荒んだ心持ちで幸陽閣へ連食に向かった。
久々の連食でもしなければ、その精神的外傷は癒えそうになかったから。
最近の幸陽閣は、まさに鉄板。
ディープインパクトの連対率をも超えているよ、多分。
そのくらいカタイ幸陽閣なのだが、麺は心和むユルw
現在ではオーダー時に「麺の硬さはどうしますか?」と聞かれるし、実際のところ「カタ」あるいは「バリカタ」のオーダーが過半数を超えているように思う。
「あのしみじみとしたヤワに癒されたいと思わないのか、店主の思うデフォを慈しむのが粋ってもんだろ」と、心の中でそのオーダーが聞こえて来るたびに愚痴るのだが、それって時代錯誤の年寄りの冷水なのかもしれん。
ああ、ディランの「時代は変わる」を思い出したよ・・・。
国中のお父さんお母さん達よ
あんたらが理解できないことを批判したらダメだ
あんたらの息子や娘はもう言いなりにはならないんだ
あんたらの生きてきた道は朽ちかけている
理解できず手助けできないのならとっとと黙ってくれ
今まさに時代は変わりつつあるのだから
幸陽閣 店舗データ
■住所
佐賀市下田町3-31
■電話
0952-24-5084
■営業時間
11:00~21:00
■定休日
月曜日
■駐車場
あり
■UD
入口前には20センチの段差が2連で存在し、手前開きのドアに5センチの段差も。フローリングの店内にはテーブル席と小上がり席。テーブル席は焼肉用のソレなので、脚下の突起は車椅子には難敵か?テーブルに灰皿が置いてあるので、禁煙ではない模様。