佐賀×○（さがばってん、まる）

お昼に何故だかカツカレー・モードに突入。一度食べてて好印象だった某店へ。



出てきたカツカレーは好印象。ルウはかなり黒いけど期待させてくれる色。ごはんはつやつやしていて一粒一粒が立っている。

早速食べてみると・・・・。

がーん、最悪。

ルウは甘いだけでなんともしがたい。だいたいこんなタイプは後でじわっと辛さが追いかけてくることが多いのだが、それは皆無。ただただ甘いのだ。バーモンドカレーに人口甘味料を加えたようなケバい甘味です。

ごはんは見た目はかなり旨そうなのに、食べてみるとタイ米みたいな食感で味がない。

唯一、トンカツはおいしく懐かしい食堂レベルのＢ級さを感じさせてくれるのだが・・・。

あー、麺から浮気した天罰だ（爆）激しく後悔してしまう。麺で外しても、「次があるさ」なんてお気軽になれるんだけど、麺以外で外すとショックはなぜか倍増するのですよ、ワタクシ。

佐賀ラーメンのハードリピーターとして、お昼のカツカレーを食べてしまったことを激しく懺悔いたした次第ですｗ


さてさて、ラーメンフリークの間では、「コレクターかリピーターか」というようなことが言われたりします。要するに、新店や未食の既存店を主に食べ歩く派かお気に入りのお店に何度も通う派かという分類なのです。

佐賀ラーメンに関するブログをやってると、リピーターだとかなりネタに困りますｗ
お気に入りの同じお店を頻繁に食べると、そりぁもう「言葉に詰まるよじぁ、ブログは終りね」てな具合になるし。かといって、コレクターになるにはお店が少ない・・・。

それでもリピーターを止めないのは、そこにおいしいラーメンがあるのに、なんでスルーしなけりぁならんのかというジレンマに悩むからであります。

そんな私の現在の一番のリピート店は、「いちげん」でしょうか。やはりあのラーメンは、今のところ何度裏切られても縁切りできません（爆）ベストオブベスト時のすごさを一度味わってしまったから・・・。

ところで、「いちげん」が「元祖！でぶや」の取材を受けた佐賀の回（メインゲスト・島田洋七、サブゲスト・眞鍋かをり）のＴＶＱでの放送は、今週末・土曜の１９時５５分からのようです。さあ、どんな「まいう～」が聞けるのでしょうか、楽しみです。

ほんでもって島田洋七さんは、笑っていいとものテレフォンショッキングに５月３０日に出演していたのですが、クイズ「１００人中１人をめざせ！ 」　での洋七さんの質問は　「佐賀空港を利用した事がある人？」だったようです。うーん、ステキ！！

いいともの中で、洋七さんは福岡におでん屋を開店したという話をしていたんですが、佐賀のスタッフさんのブログに詳細がエントリーされておりました。くーっ、なんか激しく行きてぇ！！なんか洋七さんと言えば、ラーメンで勝負的イメージがあるのですが、さすがに福岡だからおでんでも、というような安直な判断でもないはずですから期待してしまいます。

まっ、福岡でラーメンというのはキツイのはキツイんでしょうが・・・。

そんな福岡のラーメンを超全国区的なものに変えたのは、紛れもなく「博多一風堂」の河原成美さんなわけですが、先日発表された、第１回ベスト・ファーザーｉｎ九州にも選出されていて、ラーメンを食の嗜好というレベルから文化へと昇華させてくれた人だなと感心してしまいます。

つーか、その賞を同時に受賞した７人の中に佐賀県知事もおられるのですが、その受賞について書かれたコンテンツを同知事のサイトで確認してみると、

先週の金曜日、福岡市で第一回「ベスト・ファーザーイン九州」の表彰式が行われた。政治、経済、文化、スポーツ、一般の各部門からその年の九州のベストファーザーズを選ぶというもので、栄えある第一回の政治部門で僕を選んでいただいたというわけだ。僕のほかには薩摩焼の沈寿官さんとか、ラーメンの一風堂の社長とかソフトバンクホークスの松中選手とかだから、なかなかでしょ。

との記載が。

うーん、「ラーメンの一風堂の社長」ですか・・・。

多分、同時受賞者がラーメン屋さんじぁなくて、フレンチの名店のオーナーシェフだったりしたら、個人名もきっちり書かれるんでしょうけど、「社長」という表現ではしょられているというところに、ラーメンが完全には市民権を得てない証を感じてしまうのですが、深読みしすぎなんでしょうかね・・・。


私にとってハードリピーターというスタンスは、何もラーメンに限っていないようで、先日出かけた大和ジャスコのタワーレコードで、久々にCDでも買おうかと物色していたら、おなら体操やらリア・ディゾンの誘惑を押しのけ、前に一度持っていたけど、どこかに消えてしまったコレやアレを買ってしまったし・・・・。




てなことで、CDを買った勢いで本屋をのぞき、月刊タウン情報さがから発売された「佐賀ごちそう＆温泉本」をチェックしてみた。パラパラとめくってみると、ラーメンと麺のカテゴリーには、あまり目新しい店舗情報がなかったので、ちと残念という感触でした。

が、佐賀のラーメンのページの最後に掲載されていた広告を見てぶっ飛びました。

なんとあの「一休軒支店（=若楠）」がＦＣ店を募集しているのですよ。２ケ月の研修（給料あり）を経て独立という言葉が書かれていました。登録商標・商号「一休軒」という文字も書かれています。

うーん、本店でなく本店の大将の実の弟さんの若楠のお店がＦＣ展開するのでしょうか？
商標・商号を若楠のお店の方が登録しているのでしょうか？？

佐賀ラーメンを「すごく、なが～く」愛したい私にとっては、一休軒の屋号が増えるのは喜ばしいことなのですが、「２ケ月」てのは、なんか気になりますね。ふつうＦＣなんてそんなもんなのでしょうか・・・。
味は置き去りにされて屋号だけが承継されていくという状態だけは、避けて欲しいものです。