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2008年11月09日

白濁豚骨ラーメンの起源



HDレコーダーで録画予約をしていたら、容量不足ですべての録画が出来ませんとのワーニングが出てきた。

容量を増やすべく録画済で用済みの分を消去していたら、FBS福岡放送ナイトシャッフルが録画されているのを発見。どうやら「ラーメン」という登録しているキーワードで引っ掛かって自動録画された模様である。

見てみると、「記憶探偵キノレオ」というコーナーで博多・長浜ラーメンの歴史を取り上げていた。

「博多ラーメンのルーツはどこにあるのか?」というテーマで三店のラーメン店を取材していたが、番組で紹介された概要は以下のとおりであった。



■博多ラーメンの源流「うま馬祇園店」

大正14年に福岡市博多区に開業した百貨店「玉屋」のそばの川沿いに、「三馬路」という博多で初めてのラーメン屋台が営業していたが、その手法を受け継いだのは「五馬路」というラーメン店を経営していた、「うま馬祇園店」の店主手嶋武臣さんの義兄のみだった。

「三馬路」の創業者は満州・中国で生活していたが戦前に帰国し、その大陸で食べた中華麺の記憶を再現して、ラーメン店を始めたのだ。

「うま馬祇園店」では、その味を受け継ぎ、臭みがなく白濁しない出汁(豚骨と野菜から摂る)と平麺のラーメンを提供し続けている。


■白濁博多ラーメンの源流「元祖赤のれん節ちゃんラーメン」

「元祖赤のれん節ちゃんラーメン」は、現店主で三代目の津田敏茂さんが営んでいるが、その創業は、昭和22頃に中州の屋台として津田茂さんが始めた「赤のれん」に遡る。

創業者は、戦時中に中国で食べた中華そばを参考に商品としていた。


■長浜ラーメン及び替玉の源流「元祖長浜屋支店」

昭和30年に福岡の魚市場が中央区長浜へ移った。その西門で「清風軒」というラーメンの屋台を夕方から朝までという営業時間で経営していた榊原松雄さんはブーチャンという愛称で客に呼ばれていた。

ある日のこと、客の一人が「麺だけおかわりできんかの?」と聞いてきた。それに対して榊原さんは「よかばい」と応えた。これが替玉の始まりである。

そして榊原さんは、昭和49年には、いつでもラーメンが食べられるようにと24時間営業の店を立ち上げた。そのお店が今はなき「元祖長浜屋本店」である。



白濁豚骨ラーメンの起源は、一般には新横浜ラーメン博物館博多ラーメンというコンテンツで紹介されているとおり、久留米の三九と福岡の赤のれんであり、両店はそれぞれ独自の経過を辿り白濁豚骨ラーメンを開発したとされている。

番組では「元祖赤のれん節ちゃんラーメン」の紹介に際して、白濁豚骨ラーメンの起源的な話は一切触れられていなかった。うーん、そのあたりが一番知りたかったのだけど・・・。

白濁豚骨ラーメンの起源は、進化論を巡るダーウィンウォレスの関係と似てて、なかなか興味深いポイントなんですがね。


ところで、佐賀の三九中華そば専門店の店主・四ヶ所日出光さんの口から私が直接聞いた話では、三九を昭和26年に譲り受け、翌年に玉名に支店を出したことが、九州各地に白濁豚骨ラーメンが広がるきっかけをとなったのだか、三九を譲り受ける時に受けたレクチャーは、簡単な出汁の摂り方とチャーシューの仕込み方のみで、味は全くの別物なんだそうである。

ならば、白濁豚骨ラーメンの起源については、「三九」「赤のれん」と同じくらいの重要度で、「三九@四ヶ所さん」が語られるべきだよなと思ったりもする。

佐賀新聞あたりで、四ヶ所さんのロングインタビューなんて企画をやってくれないものか・・・。

いやいや、それだけじゃ不足だな。

赤く染めたシナチクが長浜ラーメンでの紅しょうがのトッピングのヒントになったらしいとか、ラーメンやちゃんぽんの出前時にビニールと輪ゴムで丼を覆う方法を発案したのは四ヶ所さんだったらしいとかの話を詳しく後世に残すために、福博印刷で四ヶ所さんの伝記本とかを出版してくれないものか・・・。


(画像は博多ラーメンの名店・名島亭のラーメン)


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Posted by 今仁 at 10:55│Comments(0)ラ日報
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