2014年03月02日
ラーメンハウス@佐賀市大和町久池井
15日のお昼。
サンマー麺・700円とギョウザ(5個)・250円。
初体験のサンマー麺。
神奈川のご当地麺ということで、なんとなく敬遠していていたのだが、なぜだか唐突に食いたい今すぐ食いたいという欲望が、何故めいた香りを含んだ春風のように湧いてきた。
Wikipediaの「サンマーメン」の項によれば、
サンマーメン(サンマーめん、生碼麺、生馬麺、三碼麺)は神奈川県のご当地ラーメンであり、当地で広く浸透しているラーメンの一種である。名称の読みから「サンマが入っている」と誤解される事が多いが、全く関係がない。
細麺を使った、塩ラーメンもしくは多くの場合醤油ラーメンの上に、歯ごたえが残る程度に炒めたモヤシに片栗粉を溶いたあんで絡めて乗せた麺料理である。モヤシ炒めの中にはキャベツやキクラゲ等の野菜や蒲鉾、豚肉の細切り等も入っていることもあり、皿うどんのあんかけによく似ている。モヤシを主とするあんかけだが、「肉そば」の肉を減らして野菜を増やしたものが原型とされている。
諸説があり、はっきりしていない。「生碼」と書く場合、生きのよい具材(碼)の意味とされる。「三碼」と書く場合、三種類の具(モヤシ、豚肉、ターサイ)を使ったための命名との説がある。馬のような生気がつくという意味で命名されたという説もあるが、「馬」は「碼」の当て字である。
「碼」の用例として北京語では、「麺碼児」(ミエンマール、miànmǎr)という言い方で、炸醤麺などに載せる細切りのキュウリ、ニンニクの芽、モヤシ、白菜、大根などの麺類の具を指す[2]。ちなみにメンマは、本来の麺類に載せる各種の具という意味が、その内の支那竹(中国語 筍乾 スンガン)に特定化してしまったものである。「碼」が具という意味を持つのは北京の方言であるため、北京語で「ション、shēng」と読む「生」よりも、「サン、sān」と読む「三」の方が音に合う。また、あんかけの麺は北京を含む華北に多く見られるものである。
ということなのだそうだ。
今回のサンマー麺の画像を顔本にあげていたら、とあるオキャンな中華屋の店主が、「これにお酢と胡椒入れたらサンラータンメンになりますよ」というコメントを付けてくれた。
そるほど、そういうエレメントなのだね、サンマー麺は。
ほんでもって、サンマー麺は脳内想定以上に美味かった。で、脳内想定の階乗値ぐらいに熱かったw
良い意味でB級感があり、琴線に触れる味わいに悶絶させられたし、あんかけが熱を逃がさず、食べ進めても食べ進めても激熱なのがツボったのである。
麺はラーメンと共通で畑瀬食品のものだが、他店のものよりは少々細い。
この細さは一休軒現本店と同じものなのだが、餡かけといい具合にマッチしている。
いやぁ、気に入った。で、どうしてこの地で「サンマー麺」なのか、その真相を激しく知りたくなったww
餃子は多分、「いちげん。」や「一休軒呉服元町店」と同じ会社のもの。
小ぶりで薄皮で、かなり好みのものである。
ツレがオーダーしたラーメンのスープを一啜りさせていただいた。
ファミリー層を中心とした繁盛店という先入観から、なかなか足が向かなかったラ店なのだが、そのスープの味わいにちょいとショックを受けた。
昭和的で滋味な、私の好きなベクトルのものだったのである。
ツレがオーダーしたのはミニチャーハンのついたチャーハンセット・800円だったので、チャーハンも一口ご相伴にあずかった。
私はどちらかというと焼き飯派なのだが、否焼き飯チックでザ・チャーハン的な味わいは、これはこれで美味しく感じた。
サンマー麺の再食並びにラーメンを真摯に評価するために、近いうちの再訪・再々訪は必至だなと思っていたら、3月3日から10日は店舗改修のためお休みなのだとか・・・。
レジでいただいたフライヤーによると、再開店後の13日と14日はラーメンが300円で提供されるとのこと。(そのあとも4月30日までは、このフライヤーを持参すれば300円だそうである。)
また、その「感謝祭」の両日は、チャーハンセット・800円が500円に、ギョウザ(5個)250円が150円になるとのこと。
小学生以下はアイスクリームのサービスがあることもあり、その両日は客が多いだろうなぁ。
ちょいと落ち着いた頃合いを見計らって出かけてみることとしようかな。
ラーメンハウス 店舗データ
■住所
佐賀市大和町久池井2951-2
■電話
0952-62-4176
■営業時間
11:00~23:00
■店休日
毎週月曜(祝日の場合は翌火曜)
■駐車場
あり
■UD
入り口前に15センチほどの段差あり。店内の床はフラットで、テーブル席とカウンター席と小あがり席という席構成。席の配置がゆったりしていて心地が良い。特に小上がり席はスペースの余裕があり、家族連れにもぴったり。小学生以下にはアイスクリームの無料サービスもあり。終日喫煙可というのは、地域に根差した「チョイ飲み」の場としても親しまれているという所以だろうか。
Posted by 今仁 at 09:50│Comments(10)
│ラ日報
この記事へのコメント
美味しいですよね!遠征帰り遅くなった時にみんなで寄ったりしますが中学生もアイスもらえて、みんな喜んでます(๑✧◡✧๑)餃子も美味しいですよね!
Posted by 太陽のママさん at 2014年03月02日 10:51
太陽のママさん、コメントありがとうございます。
ちょっと、今回見直してしまいました。
ヘビロテしてしまいそうです(^O^)/
ちょっと、今回見直してしまいました。
ヘビロテしてしまいそうです(^O^)/
Posted by 今仁 at 2014年03月02日 21:12
15年ほど前に横浜から帰省した時、子供が道の向かいの滑り台のあるプールで遊んで、あまりに安直な店名から期待しないで食べたんですが、思いのほか美味しくてみんなで感激してました。墓が川上なもんで帰省のたびに白玉饅頭を買うのとセットで家族で寄ってます。
Posted by sj-kta(ゴーシュ) at 2014年03月04日 18:11
sj-kta(ゴーシュ)さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私もsj-kta(ゴーシュ)と同じ理由から足が向かなかったのですが、今回の訪問の結果から猛省しているところですw
白玉饅頭も美味しいですよね、いい意味でシンプルで佐賀ラーメンの立ち位置に似ています。
川上にお墓参りの際は、ラーメンハウスも含めた佐賀ラーメンを一杯でも多く味わってくださいませ!!
私もsj-kta(ゴーシュ)と同じ理由から足が向かなかったのですが、今回の訪問の結果から猛省しているところですw
白玉饅頭も美味しいですよね、いい意味でシンプルで佐賀ラーメンの立ち位置に似ています。
川上にお墓参りの際は、ラーメンハウスも含めた佐賀ラーメンを一杯でも多く味わってくださいませ!!
Posted by 今仁 at 2014年03月04日 18:24
そうですね。今年は末っ子の大学受験なんで、来年帰ったらいつも通り、実家すぐそばの福の家やいちげん、ラーメンハウス、来久軒を回ります。横浜に帰ったら葉隠です。
Posted by sj-kta(ゴーシュ) at 2014年03月06日 12:38
「もとむら」「幸陽閣」もお忘れなくww
「葉隠」はいつか行こうと思いながら行けてないんですよねぇ・・・・。浅草の「佐賀ラーメン 美登里」との連食を必ずや実行したい!!
「葉隠」はいつか行こうと思いながら行けてないんですよねぇ・・・・。浅草の「佐賀ラーメン 美登里」との連食を必ずや実行したい!!
Posted by 今仁 at 2014年03月07日 12:39
この日曜に横浜から単身赴任先の大阪に戻る途中で「葉隠」に寄ったんですが、風邪も引いてたらしく、ご主人が疲れた顔で「この店もあまり保たないよ。」と言ってました。客足が落ちてるみたいです。「ここが無くなったら、私ら行くとこないよ。」と答えたら、「そうならないよう頑張る。」と言ってましたが・・・。
どうにかならんもんですかね。ネットで盛り上げるとか。子どもたちも「ご馳走何がいい?」と聞くと「葉隠!」と答えるくらいなんですがね。
どうにかならんもんですかね。ネットで盛り上げるとか。子どもたちも「ご馳走何がいい?」と聞くと「葉隠!」と答えるくらいなんですがね。
Posted by sj-kta(ゴーシュ) at 2014年03月18日 13:03
sj-kta(ゴーシュ)さん、毎度のコメントありがとうございます。
噂の範疇で確信は持ててないのですが、私の今住んでるアパートのオーナーさんが一休軒本店修業の組の方で、ぢつは葉隠さんの店主さんにラーメンの作り方を指南したという話しを聞いたことがあるんですよ。
数年前から地元の畑瀬食品の麺ではなくなったようですが、ぜひとも一度はたべてみたいものです。
噂の範疇で確信は持ててないのですが、私の今住んでるアパートのオーナーさんが一休軒本店修業の組の方で、ぢつは葉隠さんの店主さんにラーメンの作り方を指南したという話しを聞いたことがあるんですよ。
数年前から地元の畑瀬食品の麺ではなくなったようですが、ぜひとも一度はたべてみたいものです。
Posted by 今仁 at 2014年03月18日 21:43
20年ちょっと前に初めて葉隠で食べた時、昔の一休軒の味に本当に似ていたので驚いて聞いてみたら、「昔、一休軒で修行した人に習った。今その人は佐賀駅の裏のラーメン店(ビッグワン?)に居るようだ。」とご主人が教えてくれました。同一人物の方ですかね。
Posted by sj-kta(ゴーシュ) at 2014年03月20日 13:06
おおっっ、具体的に店主からお話をお聞きでしたか!!
一休軒旧本店におられた方がお二人で、店主が急逝されたビッグワンを切盛りされていたようです。
お二人のうち先輩格の方は佐賀市高木瀬にあるゴールドラッシュというパチンコ屋の駐車場内で成竜軒というお店を立ち上げられたので、その後しばらくは後輩格のかたと店主の母息さんたちとで営業されていました。
数年前に葉隠に手ほどきされた、その後輩格の方のお姿は見かけないようになりました。
が、何と二年前に私が今のアパートに引っ越した際に交わした賃貸借書のオーナー欄に、その方のお名前が!!
これって、運命だったのでしょうかww
一休軒旧本店におられた方がお二人で、店主が急逝されたビッグワンを切盛りされていたようです。
お二人のうち先輩格の方は佐賀市高木瀬にあるゴールドラッシュというパチンコ屋の駐車場内で成竜軒というお店を立ち上げられたので、その後しばらくは後輩格のかたと店主の母息さんたちとで営業されていました。
数年前に葉隠に手ほどきされた、その後輩格の方のお姿は見かけないようになりました。
が、何と二年前に私が今のアパートに引っ越した際に交わした賃貸借書のオーナー欄に、その方のお名前が!!
これって、運命だったのでしょうかww
Posted by 今仁 at 2014年03月20日 13:16
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