2007年10月18日
となりの街のラーメン
昨日、17日は休日出勤の代休日であった。
朝一で、佐賀空港へ仕事がらみの知人をお出迎えに行く。この知人が、なかなかのラーメン好きなので、何度か一緒に佐賀のラーメンを食べ歩いたことがある。今回、その知人は明日の仕事を控え前入りしているので、今日は「となりの街」まで、ちと足を伸ばし何杯かのラーメンを食べようかという算段である。
佐賀空港のある川副町は、今月10月から佐賀市に合併された。ということで、「となりの街」というのは、福岡市なんである。ちと遠い「となりの街」である(爆)
距離的に遠い以上に、ラーメンの趣は遠い関係であるのであるが、さてどうなることやら。
実は、めっきり朝夕は冷え込む天候になったので、しっかりと風邪をひき、体調は最悪状態。鼻は詰まっているし、体の節々は痛いし、頭痛も少々。おまけに腹筋の辺りが間欠的に痙攣するような鈍い痛みが走る。うーん、味覚は正常に機能できるのか?
しかし、そこにラーメンを食べる機会があるとすれば背を向けるわけにはいかんと、強行突入しました。
今回のお店のチョイスは、知人がネット上で自分の好みにフィットするようなお店を下調べした結果なのですが、なにしろこの知人は「一風堂フェチ」なので、一軒目は「博多一風堂大名本店」に決定。
なんと、16日と17日が今月の「一風堂原点の日」なんで、それにあわせ出張日程を決めたんだとか・・・。なんとおばかでかわいいことよ・・・。
今回の「原点の日」は、10月16日が一風堂本店が開業した記念日なんで、創業22年のアニバーサリー企画として、一風堂誕生の1985年当時に提供していたラーメンそのままの味と価格(400円)で再現するらしいです。
「白」とか「赤」とか「かさね」とかの最近の一風堂のラーメンは、私の琴線には響かないのですが、今回の企画はなかなか惹かれます。
開店の11時に少し遅れて一風堂大名本店に突入。


スープはシンプルでピュアな豚骨出汁に、絶妙な分量で脂と元ダレが合わせられているという印象。麺は極細麺だが、ありがちなぼそぼそ感もなく美味しい。チャーシューは、トロトロ系。
実はもっと、いい意味で野暮というか下世話な味を期待していましたが、見事に裏切られたかなという印象。オールマイティーでエンターテーメントな味。商売を頭に入れたら、完璧な博多ラーメンなのかもしれない。
多分、チャーシューや脂や醤油はかなり違うもので、ラーメン全体としては、創業当時のコンセプトを転写させた現代版ということなのでしょうね。
カウンター席に座ったので、厨房内で麺揚げをする店主の河原さんが目の前にいたのですが、さかんに食べ方を指南していただきました。「にんにくを入れると美味しいですよ」とか「最後に紅しょうがを入れると味の変化を楽しめますよ」とか。
うーん、余計な味を加えず、出汁の旨さで食わせてくれる「滋味哀愁ラーメン」のフェチとしては、抵抗感も大きかったのですが、いろいろと試してみました。
おまけに「カタ」の替え玉まで・・・。というのも、どういう食感の違い・旨みの違いがあるのだろうと興味があったので。なんせ、麺揚げは河原さんなんで、こんな機会はあんまりないだろうし。
結果としては、やはりはじめの「普通」の方が、麺により旨みを感じましたけどね・・・。ほぼ満員に近かった店内のオーダーは「カタ」が多かったような気がします。この辺は好みの問題なんですかねぇ。

二軒目は福岡市東区馬出のいけ麺へ。

ほんで、鼻水と頭痛がひどくなり、体調はますます悪いほうへ転がっている。なんか、24時間テレビの100キロマラソンにでもチャレンジしているような気がしてきた。こんな体調で食べて、味の感想を書き込むのはアンフェアなんで、以下は主に客観的事実のみを記載するということで・・・。

白ラーメン(あつさり味)・580円は豚骨の清湯というべきルックス。豚骨のみを使用しているという。低温で注意深く炊き出しているのでしょうね。

いけ麺(こってり味)・600円は、髄をかなり強力に感じるスープ比重の高いもの。
全く表情が違う、完成度の高い二つのスープを味わえるのはかなり貴重。だが、博多ラーメンに習い、細麺というのが、私的にはどうも引っかかりを感じる。も少し太目の加水率の高い麺が合うような気がするんだけど、土地柄がそれを許さないのでしょうね。
三軒目は、福岡市中央区笹岡の悠翔樹へ。

へのさんの 『「独断と偏見だけでワガママ勝手に決める!2006年・麺大賞」 豚骨ラーメン of the year』のお店である。
知人の予習は完璧のようである。

悠翔樹ラーメン(平麺)・480円。このお店は化学調味料は一切使っていないとか。
見た目の印象とは違い、たおやかな旨みを感じるのはそのせいなのだろうか。純豚骨を日常食としている私には、豚骨と一緒に炊き出されただろう野菜の風味にちと違和感があったが、食べ進むと気にならなくなった。何度か通うと癖になりそうな予感。
かなり旨く感じた麺が平麺だったせいか、うま馬をふと思い出したりしたが実際のところどうなんでしょうか?似てないのかな?

こちらは、屋台豚骨ラーメン(細麺)・480円。
私の漠然とした博多ラーメンというカテゴリーの中では、こちらの方が一杯目の一風堂より、今の私の好みのツボには近いかも。
うーん、風邪を治して再食しなければ・・・。
朝一で、佐賀空港へ仕事がらみの知人をお出迎えに行く。この知人が、なかなかのラーメン好きなので、何度か一緒に佐賀のラーメンを食べ歩いたことがある。今回、その知人は明日の仕事を控え前入りしているので、今日は「となりの街」まで、ちと足を伸ばし何杯かのラーメンを食べようかという算段である。
佐賀空港のある川副町は、今月10月から佐賀市に合併された。ということで、「となりの街」というのは、福岡市なんである。ちと遠い「となりの街」である(爆)
距離的に遠い以上に、ラーメンの趣は遠い関係であるのであるが、さてどうなることやら。
実は、めっきり朝夕は冷え込む天候になったので、しっかりと風邪をひき、体調は最悪状態。鼻は詰まっているし、体の節々は痛いし、頭痛も少々。おまけに腹筋の辺りが間欠的に痙攣するような鈍い痛みが走る。うーん、味覚は正常に機能できるのか?
しかし、そこにラーメンを食べる機会があるとすれば背を向けるわけにはいかんと、強行突入しました。
今回のお店のチョイスは、知人がネット上で自分の好みにフィットするようなお店を下調べした結果なのですが、なにしろこの知人は「一風堂フェチ」なので、一軒目は「博多一風堂大名本店」に決定。
なんと、16日と17日が今月の「一風堂原点の日」なんで、それにあわせ出張日程を決めたんだとか・・・。なんとおばかでかわいいことよ・・・。
今回の「原点の日」は、10月16日が一風堂本店が開業した記念日なんで、創業22年のアニバーサリー企画として、一風堂誕生の1985年当時に提供していたラーメンそのままの味と価格(400円)で再現するらしいです。
「白」とか「赤」とか「かさね」とかの最近の一風堂のラーメンは、私の琴線には響かないのですが、今回の企画はなかなか惹かれます。
開店の11時に少し遅れて一風堂大名本店に突入。


スープはシンプルでピュアな豚骨出汁に、絶妙な分量で脂と元ダレが合わせられているという印象。麺は極細麺だが、ありがちなぼそぼそ感もなく美味しい。チャーシューは、トロトロ系。
実はもっと、いい意味で野暮というか下世話な味を期待していましたが、見事に裏切られたかなという印象。オールマイティーでエンターテーメントな味。商売を頭に入れたら、完璧な博多ラーメンなのかもしれない。
多分、チャーシューや脂や醤油はかなり違うもので、ラーメン全体としては、創業当時のコンセプトを転写させた現代版ということなのでしょうね。
カウンター席に座ったので、厨房内で麺揚げをする店主の河原さんが目の前にいたのですが、さかんに食べ方を指南していただきました。「にんにくを入れると美味しいですよ」とか「最後に紅しょうがを入れると味の変化を楽しめますよ」とか。
うーん、余計な味を加えず、出汁の旨さで食わせてくれる「滋味哀愁ラーメン」のフェチとしては、抵抗感も大きかったのですが、いろいろと試してみました。
おまけに「カタ」の替え玉まで・・・。というのも、どういう食感の違い・旨みの違いがあるのだろうと興味があったので。なんせ、麺揚げは河原さんなんで、こんな機会はあんまりないだろうし。
結果としては、やはりはじめの「普通」の方が、麺により旨みを感じましたけどね・・・。ほぼ満員に近かった店内のオーダーは「カタ」が多かったような気がします。この辺は好みの問題なんですかねぇ。

二軒目は福岡市東区馬出のいけ麺へ。

ほんで、鼻水と頭痛がひどくなり、体調はますます悪いほうへ転がっている。なんか、24時間テレビの100キロマラソンにでもチャレンジしているような気がしてきた。こんな体調で食べて、味の感想を書き込むのはアンフェアなんで、以下は主に客観的事実のみを記載するということで・・・。

白ラーメン(あつさり味)・580円は豚骨の清湯というべきルックス。豚骨のみを使用しているという。低温で注意深く炊き出しているのでしょうね。

いけ麺(こってり味)・600円は、髄をかなり強力に感じるスープ比重の高いもの。
全く表情が違う、完成度の高い二つのスープを味わえるのはかなり貴重。だが、博多ラーメンに習い、細麺というのが、私的にはどうも引っかかりを感じる。も少し太目の加水率の高い麺が合うような気がするんだけど、土地柄がそれを許さないのでしょうね。
三軒目は、福岡市中央区笹岡の悠翔樹へ。

へのさんの 『「独断と偏見だけでワガママ勝手に決める!2006年・麺大賞」 豚骨ラーメン of the year』のお店である。
知人の予習は完璧のようである。

悠翔樹ラーメン(平麺)・480円。このお店は化学調味料は一切使っていないとか。
見た目の印象とは違い、たおやかな旨みを感じるのはそのせいなのだろうか。純豚骨を日常食としている私には、豚骨と一緒に炊き出されただろう野菜の風味にちと違和感があったが、食べ進むと気にならなくなった。何度か通うと癖になりそうな予感。
かなり旨く感じた麺が平麺だったせいか、うま馬をふと思い出したりしたが実際のところどうなんでしょうか?似てないのかな?

こちらは、屋台豚骨ラーメン(細麺)・480円。
私の漠然とした博多ラーメンというカテゴリーの中では、こちらの方が一杯目の一風堂より、今の私の好みのツボには近いかも。
うーん、風邪を治して再食しなければ・・・。
Posted by 今仁 at 17:07│Comments(8)
│ラ日報
この記事へのコメント
おつかれさまでしたっ!
体調はだいじょうぶですか?
体調はだいじょうぶですか?
Posted by うたこ at 2007年10月18日 19:53
なんかヨカでしょ?悠翔樹。
次回は是非、博龍軒支店も!
次回は是非、博龍軒支店も!
Posted by への at 2007年10月18日 23:50
体調回復には、さがラーメン。
滋味ゆるゆるが身体にはいいはずです(笑)
急に寒くなりましたが、
ご自愛を。
滋味ゆるゆるが身体にはいいはずです(笑)
急に寒くなりましたが、
ご自愛を。
Posted by ひしわんこ at 2007年10月20日 00:18
日に3麺は無理ですが、
どれも食べてみたいですねーーー。
次は「いけ麺」のあっさりを予定してます。
仕事で福岡県庁はたまに行きますので。
県警にも行くことがありますが悪いことしたわけではありません。いいこともしてませんが。(笑)
どれも食べてみたいですねーーー。
次は「いけ麺」のあっさりを予定してます。
仕事で福岡県庁はたまに行きますので。
県警にも行くことがありますが悪いことしたわけではありません。いいこともしてませんが。(笑)
Posted by まさ at 2007年10月20日 08:55
書き込んだら使用禁止単語の注意書きが出てきました。
???
どれか分からなかったのですが、、、
若しかして?と思いそのカタカナを削除したらアップできました。
・・・・・・・・・おもしろーーーいです。
???
どれか分からなかったのですが、、、
若しかして?と思いそのカタカナを削除したらアップできました。
・・・・・・・・・おもしろーーーいです。
Posted by まさ at 2007年10月20日 08:57
■うたこさん
うー、まだ風邪は抜けきらず。アルコール消毒でもしようかなw
■へのさん
鼻水ずるずる、頭痛がんがんだったので、味を楽しめませんでしたが、店内の雰囲気はツボでした。博龍軒支店も気になります。
■ひしわんこさん
まさにそのとおり。さてどこを食べようか。
■まささん
NGワート゜の設定なんかしたかな?
なんという単語だったのでしょうか、気になります。
うー、まだ風邪は抜けきらず。アルコール消毒でもしようかなw
■へのさん
鼻水ずるずる、頭痛がんがんだったので、味を楽しめませんでしたが、店内の雰囲気はツボでした。博龍軒支店も気になります。
■ひしわんこさん
まさにそのとおり。さてどこを食べようか。
■まささん
NGワート゜の設定なんかしたかな?
なんという単語だったのでしょうか、気になります。
Posted by imagine
at 2007年10月20日 11:09

NGワードは書きたくても書けません。
ですから工夫して
○イエット ○はダ
これで書けたかな?
ですから工夫して
○イエット ○はダ
これで書けたかな?
Posted by まさ at 2007年10月25日 08:27
まささん、どもです。
えっ、それがはじかれるのですか??
何でだろう・・・
えっ、それがはじかれるのですか??
何でだろう・・・
Posted by imagine
at 2007年10月27日 23:39

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