2012年12月11日
三九中華そば専門店@佐賀市佐賀市中ノ小路
2日のお昼。
ラーメン定食・800円。
ジングルベルならぬ「一休軒が呉服元町に復活!?」てな噂に街がうき足だった昨今、ワタクシは粛々と一休軒本店の先代に、ラーメン作りの手法を伝授したらしい四ヶ所日出光さんのお店へ。
そのご本人は、静養中らしく厨房は娘さんが一人で切り盛りされている。

いつ見てもソソラレる滋味さ満載のルックス。
特にワカメと紅色に染められたシナチクが特徴的である。

若干扁平した麺は自家製で、ウコンなどを練り合されているのだとか。
この麺が、白濁豚骨といえども、豚頭のみで過度に沸騰させずに採られた出汁に超絶にフィットしている。

型で作られたのでない、ほんとの「お握り」が、店内に流れる時間が昭和のこのお店ににあっている。

ぎょうざは、自家製でなく仕入れられているモノなのだが、結構好みの味なので、特段の文句はない。

過度に炊き出さず、丁寧な出汁採りの結果だろうか、完食後の丼の底に骨髄の粉が沈殿していることは、ほとんどない。

厨房内には、古くからの久留米や佐賀のラーメン店の証である、羽釜が並んでいる。
このお店は三つの羽釜が並んでいるのだが、仕込み中の出汁、当日用の出汁及び麺揚げ用なのだろう。
こんなスタイルのお店が、これからも確実に淘汰されていくのだろうね。
別に、寸胴で採られた出汁で作られたラーメンを否定する気は毛頭ないのだが、なんかノスタルジックに首まで浸かりたいお年頃なので、スカーンっとスルーしておくれww

三九中華そば専門店 店舗データ
■住所
佐賀市中ノ小路4-24(デパート玉屋の西)
■電話
0952-23-5840
■営業時間
11:30~22:00
■店休日
不定休
■駐車場
1台(店舗から二軒南の契約駐車場内)
■UD
入口はタッチ式の自動ドア。店内はLの字にカウンターがあり、二人用の極小テーブルが3ケ。カウンターの高さがあり、テーブルの配置にスペース的な余裕もなく、車椅子はサポートがないと苦しい。
Posted by 今仁 at 22:16│Comments(0)
│ラ日報
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