2013年07月09日
三九ラーメン店@佐賀市佐賀市中ノ小路
8日のお昼。
ラーメン・550円。
粛々と三九へ。

豚頭を弱火で長時間煮詰めて採られる出汁が、ほんとに滋味。
自家製麺も素朴な味わい。
佐賀ラーメンの祖と言っても過言ではない「一休軒旧本店」の初代に、ラーメンの作り方を手ほどきされたのが、こちらの店主の四ケ所日出光さんらしい。
現在は、その店主は体調を崩されたようで厨房には立たれていないが、その味はしっかり保たれている。

佐賀ラーメンの祖の祖なのであるが、具材はキクラゲ、ゴマ、ワカメ及び紅く染められたシナチクで、現在の佐賀ラーメンのスタンダードな具材とは、大きな相違がある。
今から5~6年前に、店主の四ケ所日出光の口から直接聞いたエピソードはなかなか興味深かった。
その真偽のほどは裏の取りようがないのだが、まぁ、信じた方が面白いw
曰く、
■ ラーメン店が出前の際に、ビニールと輪ゴムで丼を包む手法は自分が考案した。その手法を勝手に他人が特許申請・取得し、かなり儲かったとの話を聞いている。
■ 紅く染めたメンマを模倣し、博多・長浜ラーメンの各店は、紅ショウガをトッピングするようになった。
■ 白濁豚骨ラーメンの発祥店・三九@久留米の看板を引き継いだ時に、前権利者から教えてもらったのは、簡単なチャーシューの仕込方のみ。

繊細・丁寧な出汁の採り方を証明するかのように、完食ごの丼の底に骨髄の姿は微塵もない。

三九ラーメン店 店舗データ
■住所
佐賀市中ノ小路4-24(デパート玉屋の西)
■電話
0952-23-5840
■営業時間
11:30~22:00
■店休日
無休
■駐車場
1台(店舗から二軒南の契約駐車場内)
■UD
入口はタッチ式の自動ドア。店内はLの字にカウンターがあり、二人用の極小テーブルが3ケ。カウンターの高さがあり、テーブルの配置にスペース的な余裕もなく、車椅子はサポートがないと苦しい。
Posted by 今仁 at 15:18│Comments(0)
│ラ日報
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