2013年07月10日
幸陽閣@佐賀市下田町
10日のお昼。
ラーメン・550円。
佐賀市内の飲み屋街の中心で、夜専のお店として存在していた「幸陽軒」を経営していたご夫婦が、いろいろな経緯ののち、現在地でラーメン専門店を営業されているのだ。

一休軒旧本店の出身者というのを、にわかには信じがたいラーメンを提供してくれるお店である。
バラ骨のみから煮出されているらしい出汁は、極濃厚。
脂や元ダレの強さや粘度の大きさで語られる「濃厚」とは比べものにならない、真の「濃厚」を、このラーメンは持っている。

佐賀ラーメンではスタンダードな中細のストレート麺を「ヤワ」に仕上げるのが基本なのだが、現在では「硬」オーダーが多いのだろう、「麺の硬さは?」とフロアを担当されているお母さんがオーダー時に確認される。
出されたものを「まま」食すのが、職人と客と心のキャッチボールのような気がして粋かなと思うのだが、まぁなんだ、時代の趨勢には流されるべきなのだろう・・・・。

万能タイプの丼で、かなりの容量のスープが入っているので、完食は体調万全で望まないとコンプリートが難しいw
丼の底には、かなりの量の骨髄が沈殿していたが、スープを飲んでいてザラつきも感じない、ある意味パーフェクトなスープなのである。

なお、月曜日が定休日であるが来週月曜日・15日の祝日は営業され、翌火曜日が振り替えでお休みされるそうである。
幸陽閣 店舗データ
■住所
佐賀市下田町3-31
■電話
0952-24-5084
■営業時間
11:00~21:00
■定休日
月曜日
■駐車場
あり
■UD
入口前には20センチの段差が2連で存在し、手前開きのドアに5センチの段差も。フローリングの店内にはテーブル席と小上がり席。テーブル席は焼肉用のソレなので、脚下の突起は車椅子には難敵か?テーブルに灰皿が置いてあるので、禁煙ではない模様。
Posted by 今仁 at 15:57│Comments(0)
│ラ日報
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。