2015年02月06日
にしむら@佐賀市呉服元町
1月22日のお昼。
鶏の唐揚げ定食・630円。
戦後の闇市にタイムスリップしたのではないかという錯覚に襲われる、佐賀市の中央マーケット。
時間の流れが郊外型のショッピング・モールと比較すると、20ポイントは遅いと思われる空間に、このお店は存在している。
定食の唐揚げが手羽先というのは、稀有なパターンだと思うのだが旨いので文句はない。
味噌汁に玉子が入っている。
子供のころに、玉子の入った味噌汁と、極ガサツに巻きのり玉をかけた「簡易のり巻き」を食べていたのを思いだしてしまう。
味噌汁の塩分が半端ない。塩辛すぎる。その味わいも、これまた数十年のタイムスリップにあい時空を遡及したような塩梅である。
しかし、その味は今となっては懐かしい。
減塩食とかメタボ対策とかオーガニックとかベジタリアンとかスローフードとかという概念とは相容れない、捩じれの位置に存在しているのだ。
旨いと感じるものを腹いっぱいになるまで詰め込む。
たまにはそんな食事をした方が、精神保健上いいのではないかと思ったりもする。
にしむら 店舗データ
■住所
佐賀市呉服元町2-24(中央マーケット内。東口=656広場北から2軒目)
■電話
0952-25-8821
■営業時間
11:00~17:00
■店休日
日曜日
■駐車場
なし
■UD
店舗入口の手前開戸の前に段差はない。店内は極小のカウンター1席とテーブル席。店内床はフラットだが、スペース的余裕はない。店主のおばちゃんの基本姿勢はいちげん客でも常連あるいは友人的ノリ。そのへんのベッタリ具合が苦手な方には厳しいだろうが、最近少なくなったベタな個人食堂の雰囲気に埋もれるのは快感だったりする。
Posted by 今仁 at 20:31│Comments(0)
│グルメ
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