2012年10月25日
TERRY'S(テリーズ)@佐賀市呉服元町
25日のお昼。
定食・600円。
だいぶ前からその存在は承知していたのだが、入店するにはかなり勇気のいる佇まいのお店だった。
ワタクシが今までに入店するのに一番勇気のいったお店は再来軒だったが、こちらのお店はそれ以上かも(爆)
入ってみたいが躊躇しながら幾星霜、ひょんなことから、あの「熊のような動物を目撃した男」が行ったことがあり、定食もあったという話を聞いたんで、勇気を振り絞りお店のドアを開けてみた次第である。
店内はカウンターのみ6席。カウンター内部を含めても6畳ぐらいの広さだろうか。
なんちゅうか、異空間に引き込まれたような雰囲気である。
まるで、売春防止法施行直後の新宿ゴールデン街の文壇バーのような趣さえある。つーか、新宿ゴールデン街には行ったことがないけど(笑)
カウンターは店内を斜めにクロスするカタチで存在している。
カウンター内には無造作に本が平積みされていて、なんかそれさえもインテリア化しているような・・・。
かなり低い天井には、ポスターやフライヤーの類が隙間なく貼られている。
店内にはジャズが流れている。
なんかアルバート・アイラーが流れてきたら昇天してしまいそうだ(爆)
カウンターの左端に座ったので、厨房は見えなかったのだが、油の跳ねる音が聞こえてきた。
店内にはメニューの表示はない。
ワタクシは「ランチかなんかありますよね?」とオーダーしたのだが、価格も内容も不明のまま、ただひたすら店内の空気に同化しながら待っていた。
で出来たのは、なんとトンカツ。
店内の雰囲気とあまりにミスマッチなブツで一瞬驚いたが、味はなかなかなもの。
冷奴とカップに入ったみそ汁も付いている。
特筆すべきはキャベツの千切り。ほんとに極細の千切りで美しささえ持っている。
食べ終えた後に「コーヒーとコーラどちらにします?」と聞かれたのでコーヒーを選択。
すぐに厨房から大きな機械音が聞こえてきた。なんとその都度コーヒー豆を挽かれている模様である。
香りが格段にいいコーヒーだった。
渋みもしっかり感じられて、かなり美味しい本格派というカンジ。
ちなみに、あと客が3名みえたのだが、その方々の料理は串揚げだった。
なんとなくアナーキー(笑)
店内にあったカレンダーには、日曜と祝日に赤い丸が記されていた。
どうやら店休日を示しているらしい。
で、お代は600円なり。
おおっっ、これはなかなかではないでしょぅかね。コスパ高し。
ほんでもって、帰りしなに営業時間をお尋ねしたら、正午から天辺ということでした。
そんなこんなで、帰りに某ラ店の開店状況の進捗状況を観察に行ったら、棟上げが終わっておりました。
※ お店の性質的に、お客が来すぎても困りそうな雰囲気のお店なので、店舗データは割愛。興味のある方は、呉服元町あたりを散策してみてください。(つーか、このブログにそんな影響力はないような気もするのですが・・・ww)
Posted by 今仁 at 20:29│Comments(0)
│グルメ
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